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ウォシュレットの故障はリセットで修理可能!7社メーカーで解説
この記事ではウォシュレット故障かもしれないと思ったときにすぐできる、ウォシュレットのリセット方法をご紹介します。ウォシュレットの症状別に対処法も併せて解説。リセットだけで修理依頼しなくても解消できることも多いので、ぜひ試してみてください。
※ウォシュレットはTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名ですが、本記事では温水洗浄便座を総称して「ウォシュレット」と記載しています。
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メーカー別ウォシュレットのリセット方法
ウォシュレットの主要メーカーは、「TOTO」「LIXIL」「パナソニック」の3社です。さらに東芝、ジャニス、ナスラック、タカラスタンダードとウォシュレットのリセット方法がわかります。ウォシュレットをリセットすることで、故障と思われていた症状がなおるケースが多いです。
リセット操作を確認するメーカーをクリックすれば、すぐに確認できます。
TOTOウォシュレットのリセット方法
- 「運転」を押して電源を切る
- 「運転」を10秒長押しする(オレンジランプが点灯)
- 「運転」を押したまま「ビデ」を押す
- 「おしり」を5秒長押しする
- ピッと音がなったら3つともボタンから手を離す
- コンセントから電源プラグを抜く
- 15秒したら電源プラグをさす
ポイントはリモコンのボタンで操作するのでなく、ウォシュレット本体のボタンで行うことです。見えにくいですが、ウォシュレット本体の横に小さなボタンがあります。
機種によってリセット方法が異なるケースがあるため、取り扱い説明書をご確認ください。
LIXILウォシュレットのリセット方法
LIXILウォシュレット(KA20タイプ)を工場出荷時の状態にリセットするには、リモコンから操作します。
- おしり・温水・便座の3つのボタンを両手で同時に2秒間押す
- ウォシュレット本体の電源ランプが2回点滅したらリセット完了
上記の方法を試してリモコンボタンを押しても、ウォシュレットが反応しない場合は次の方法を試してください。
- リモコンと本体の黒窓を掃除する(電波の受信状態をよくする)
- リモコンの電池を新品に交換する(それでも反応しない場合は「3」へ)
- リモコンの電池を一旦取り外す
- 「止ボタン」を10回押す
- 電池を入れ直す(これでも反応しない場合は「6」へ)
- コンセントからウォシュレットの電源プラグを抜く
- 10~20秒程度放置する
- 電源プラグをコンセントに挿す
機種によってリセット方法が異なるケースがあるため、取り扱い説明書をご確認ください。
パナソニックウォシュレットのリセット方法
パナソニックのウォシュレットでは、まずは着座検知を確認します。人が便座に座ったことを着座センサーが感知しないと、ウィシュレットが正常に機能しません。
- 便座の左後部を手の平で押す
- 着座センサーが正常なら赤い着座ランプが点灯する
- 電源プラグをコンセントから抜く
- 10秒以上放置する
- 再度電源プラグをコンセントに挿す
着座ランプがつかない場合でも故障がなおるケースもあるため、コンセントの抜き差しを試してください。機種によってリセット方法が異なるケースがあるため、取り扱い説明書をご確認ください。
東芝ウォシュレットのリセット方法
東芝製のウォシュレットは、電源プラグにリセットボタンがついていることが多いです。ボタンを押すだけで、リセット操作が完了します。
電源プラグランプが消灯している場合
- リセット(入)ボタンを押す
- 点灯するか確認する
電源プラグランプが点灯している場合
- リセット(入)ボタンを押す
- 消灯するか確認する
SCS-T160など、リセットボタンがないタイプのウォシュレットは、直接電源プラグを抜き、再度挿し込めば、リセット可能です。
ジャニスウォシュレットのリセット方法
ジャニスのウォシュレットは、リセットボタンがついていることがほとんど。リモコンについている「マッサージ」のスイッチがリセットボタンです。マッサージ(リセット)ボタンを押してランプが点灯するのを確認しましょう。この方法でリセットを行うと、温度設定など再設定する必要があります。
また、リセットボタンが見当たらない場合は、一度電源プラグを抜き、10分ほど時間をおいて再度挿しなおします。10分だけでも問題はありませんが、静電気での帯電が原因の不具合の可能性もあるため、時間に余裕があれば、一晩抜いたままにしておくのもおすすめです。
ナスラックウォシュレットのリセット方法
ナスラックのウォシュレットは、リモコンや操作盤にもリセットボタンがついていないことが多いです。そのため、直接電源プラグを抜き、しばらくたってから挿しなおしてみましょう。電源プラグを入れて10秒後に電源ランプが点灯するのを確認してください。
タカラスタンダードウォシュレットのリセット方法
タカラスタンダードウォシュレットについても、リモコンなどにリセットボタンはついていません。直接電源プラグを抜き、しばらくたってから挿しなおします。濡れた手でプラグを抜くと感電するため、注意してください。
各メーカー共通!ウォシュレットが反応しない際の修理方法
各メーカー共通でウォシュレットが反応しない際の修理方法は、リモコンタイプの場合は電池の交換と送受信部の掃除が有効です。機種によっては電池が消耗したことを知らせる、「交換ランプ」が搭載されていますが、多くのリモコンでは電池の交換時期は分かりません。そのため、電池を新品に交換するとウォシュレットが反応します。
また、リモコンタイプではリモコン側の送信部とウォシュレット本体の受信部が汚れていると、正常な電波の送受信ができません。それぞれの送受信部を掃除すれば、リモコンからの操作が復活するケースもあります。
ウォシュレットの主な症状・故障の種類!
一口にウォシュレットの故障といっても、症状はさまざまです。ここでは、ウォシュレットの主な故障の種類を紹介します。恐らくいずれかの故障に該当しているはずなので、確認してみましょう。
ノズル系の故障
ウォシュレットのメインの装置であるノズルの故障です。スイッチを押してもノズルが出てこない症状や、逆にノズルが出たままで引っ込んでくれない故障です。
また、ウォシュレットのメイン機能である、シャワー洗浄機能の故障も起きます。ノズルから水や温水を噴射してお尻を洗浄する機能ですが、水や温水が出てこない故障が起きます。
逆にスイッチの「止める」ボタンを押しても、ノズルからの噴射が止まらないケースも起こります。
温度設定やリモコンに反応しない故障
ウォシュレットは温水でのシャワー洗浄機能だけでなく、便座の保温機能も備えています。冬場に便座を暖かくして、快適なトイレ時間を過ごす工夫がなされています。
しかし、シャワーから温水が出ないケースや、便座も冷たい状態になる温度設定関連の故障が起きます。ウォシュレットにはシャワー洗浄や温水、便座の保温以外にも、脱臭機能やビデや洗浄位置の調整、温風乾燥など、さまざま機能が搭載されています。その全ての機能のON・OFFを、リモコンのボタンで操作する機種が多いですが、リモコンのどのボタンを押しても反応しない故障が起きます。
ウォシュレットの故障の種類はほかにもあります。詳細を確認したい方はこちら!
ウォシュレットのリセットを試してもダメなら修理業者に依頼
各メーカーのウォシュレットのリセットを試してもなおらない場合は、修理業者への依頼をおすすめします。リセットは簡単な操作なので素人でも可能ですが、ウォシュレットが便器からズレていたり配線の不備があると素人による修理は危険です。
リセットでなおらない故障のセルフ修理は危険
ウォシュレットは電化製品ですし、シャワー洗浄を行う機能を搭載しているため、水を扱う製品でもあります。そのため、リセットなどは自分で可能ですが、それでもなおらない故障は専門の修理業者に任せないと危険です。
- 感電する可能性がある
- 火災につながるリスクもある
- ノズルからの水漏れで漏水被害の可能性がある
このようなリスクがあるため、セルフ修理は止めて専門の修理業者に依頼しましょう!
ウォシュレットの修理を依頼するなら水道工事業者がベスト
ウォシュレットは電化製品に分類されるため、修理は電気修理業者でも可能です。ただし、一般的な電化製品と違い便器との接続や、給水管との接続が必要なので対応していない電気屋さんもあります。ウォシュレットの修理が最も確実なのは水道修理業者です!
また、ウォシュレットの修理を水道修理業者に依頼する際には、事前に必要な2つの処置があります。「電源プラグを抜いておく」ことと、「止水栓を閉めておく」ことで、電源プラグを抜くのは問題ないでしょう。止水栓は給水管の根元にあり、マイナスドライバーで時計回りに回す(右に回す)と閉まります。特に、ノズルからの水が止まらない故障では必須な処置です。
ウォシュレットは普段のセルフチェックと掃除が重要
ウォシュレットは毎日使うので、突然故障すると困ってしまいます。経年劣化による故障も心配なので、普段からセルフチェックを心がけておくと、早めの対処が可能です。
また、故障が悪化する前に修理業者に依頼できれば、修理費も安く済みます。ここでは、普段から行うウォシュレットのセルフチェックと掃除方法を紹介します。
ウォシュレットのセルフチェック11の項目
- トイレの臭いがいつもと違う⇒焦げ臭いなら早急な修理が必要
- 電源プラグやコード部分から臭いがする⇒早急な修理が必要
- 便座に少しヒビが入っている⇒感電等の恐れがあるので早急な修理が必要
- 便座が時々冷たくなる
- 便座がいつもより熱く感じる
- シャワーの温度調整が効かない
- ウォシュレット本体がガタつく
- 便座のコードが異常にねじれている
- リモコンや操作部のボタンがおかしい
- ウォシュレット本体と便器の隙間から少し水漏れしている
- 水を流したあとに床に水がポタリと落ちる
これらの項目は、普段の利用時と異なる現象ばかりなので、注意していれば判断できます。
ウォシュレットの故障を防ぐ掃除も重要
ウォシュレットのセルフチェックは、掃除をしながら行うと効率的です。ウォシュレットはトイレで使用するので、どうしても汚れてしまいますが、こまめな掃除が故障を防ぐ秘訣といえます。ウォシュレット本体と便器を掃除した後には、次の手順でノズルの掃除も行いましょう。
- ノズル掃除ボタンを押す
- 出てきたノズルを柔らかい布で水拭きする
- ノズル掃除ボタンを押して格納する
トイレつまりを防ぐ掃除の仕方を詳しく知りたい方はこちらもおすすめです。
ウォシュレットの故障修理は「みんなの生活水道修理センター」に依頼
ウォシュレットのリセットを試してもなおらないなら、みんなの生活水道修理センターに依頼すると安心です。水道局指定工事店なので、ウォシュレットの修理も安心して任せられます!基本料金は3,300円と安心価格で提供されますが、WEB割キャンペーンで2,000円オフの1,300円と、リーズナブルになる嬉しいサービスも提供。
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お問い合わせ | 0120-498-025 |
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FAQ ウォシュレットの故障やリセット方法についてのよくある質問
-
Qウォシュレットから水が出なくなってしまいました。リセットボタンが見当たりませんがどうすればリセットできるのでしょうか。
リセットボタンがあるタイプ、電源プラグにリセットボタンがついているタイプなど、メーカーによってリセットボタンがある位置が異なります。
また、ナスラックやタカラスタンダードのウォシュレットは、リセットボタンがないタイプもあります。
ウォシュレット本体、電源プラグにもリセットボタンが見当たらない場合は、直接電源プラグを抜いてしばらくたってから、挿しなおせばリセット可能です。 -
Qリセットボタンを押してもウォシュレットの不具合が直りません。交換するしかないですか?
ウォシュレットの故障の原因によっては、リセットボタンを押すだけでは解消しないこともあります。
どのメーカーでも共通で、リモコンが反応しない不具合の場合は、リモコンの電池の交換と送受信部の掃除が有効です。
電池切れや送受信部の汚れなどは見逃してしまいがちな、不具合の原因でもあるので、確認を忘れないようにしましょう。
それでも解消しない場合は、ウォシュレットの故障なのかどうかも含め、水道修理業者に相談してみてください。 -
Qウォシュレットの故障を自分でなおす方法はありますか?
リモコンが反応しないなら、ウォシュレットのリセットでなおるケースも多くあります。
各メーカーでリセット方法は異なりますが、次の方法を試すとよいでしょう。
1:リモコンの電池を交換する
2:電源プラグを抜いて1分ほど放置し再度コンセントに挿す -
Q便座に少しヒビが入ったのですがテープでの補修で大丈夫ですか?
ウォシュレットの便座にヒビが入ったなら、少しのヒビでも便座を交換しないといけません。
そのまま放置していると、ヒビ割れが大きくなり座った際に感電するリスクもあります。 -
Qウォシュレットのノズルが突然出てこなくなったのですが故障でしょうか?
ウォシュレットのノズルが突然出てこなくなる症状は、リモコンの電池切れが疑われます。
また、ノズルにトイレットペーパーが挟まったのかも知れません。
電池交換をして、ノズルを出して掃除してみましょう。
高い確率でなおるはずです。
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