洗剤でのトイレつまり解消法！効果が高いおすすめ洗剤も紹介

本記事では、洗剤を使ったトイレつまり解消法を紹介します。

トイレつまりを解消できる洗剤には複数の種類がありますが、自宅にスッポン（ラバーカップ）がある場合は、そちらの方がおすすめです。今回は、トイレつまりに使える洗剤とともに、スッポンの使い方も紹介しています。

また、洗剤を使って解消できるトイレつまりの種類や症状も詳しくまとめました。トイレつまりを解消したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

トイレつまりには洗剤よりスッポンの方が効果あり

もし、自宅にスッポン（ラバーカップ）がある場合は、そちらから試してみましょう。スッポンはトイレをはじめとした排水溝のつまりに効果的なアイテムで、効率よくトイレつまりを解消できる可能性があります。

使い方も簡単なので、洗剤よりも先に試してみるのがおすすめです。スッポンを使う際はトイレのくぼみにしっかりと密着させ、ゆっくりと押し込んだ後に勢いをつけて引き上げます。

勢いが足りないと異物が出てこず、つまりを解消できません。特に、引き上げるときは少し力を入れてみましょう。

スッポン（ラバーカップ）の使い方を詳しく知りたい方はこちら！

スッポンがないときにトイレつまりを解消できる洗剤と使い方

ここからは、トイレつまりを解消するおすすめ洗剤と使い方を解説します。ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどで購入できるものを紹介しますので、ぜひ試してみてください。

スッポンがないときにトイレつまりを解消できる可能性がある洗剤は以下の通りです。

それぞれ効果のあるトイレつまり原因と使い方を紹介します。

食器用洗剤

台所で日常的に使う食器用洗剤でトイレつまりを解消できることがあります。食器用洗剤は多くが中性の性質で、油汚れを落とすにはおすすめです。

トイレつまり解消に使う食器用洗剤は、液体の洗剤にしましょう。固形の洗剤や粉末の食器用洗剤はトイレつまり解消で使用するには不向きです。

〇食器用洗剤が効くトイレつまりの原因

トイレつまりで便器内の封水（便器内のたまった水）が多いようなら、あらかじめ汲み出しておきます。使い方は以下です。

時間が経過したら、トイレの水を流してつまりが解消されているか確認してみましょう。

ここで注意したいのは、流すお湯の温度です。熱湯を注ぐと便器のひび割れを起こすことがあるので、お湯の温度は40℃～60℃に調整してください。

重曹＋クエン酸

重曹＋クエン酸は、トイレットペーパーなどによるトイレつまり解消に効果が期待できます。重曹やクエン酸は、ホームセンターや100円ショップで手軽に入手でき、値段も安いため試しやすい方法です。

〇重曹＋クエン酸が効くトイレつまりの原因

重曹＋クエン酸が効くトイレつまりは、上記のようにトイレットペーパーなど水に溶けるものです。十分な効果を期待するには、便器に溜まっている汚水を汲みだしておく必要があります。

できれば、給油ポンプを使って便器内の汚水を全て、バケツなどに汲みだしておきましょう。そして、トイレの窓やドアを開け、換気扇を回して換気を十分にしておきます。

重曹とクエン酸を混ぜることで炭酸ガス（二酸化炭素）が発生するからです。そのため、トイレ内の換気をよくしておかないと、気分が悪くなり体調を損ねる可能性があります。

重曹＋クエン酸のトイレつまり解消手順は次のとおりです。

注意点としては、3番目の便器に注ぐお湯は40℃～60℃であり、決して熱湯を使用してはいけない点です。

重曹とクエン酸を使ったトイレつまり解消法について詳しく知りたい方はこちら！

サンポール

サンポールは酸性洗剤で、酸とマイナスイオンの効果で汚れを化学分解して除去する高い効果があります。トイレ汚れだけでなく、尿石によるトイレつまりにも効果を発揮します。

ただし、強い酸性洗剤なので取り扱いは要注意となり、使用する際にはゴム手袋やゴーグルなどが必須です。また、塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、必ず単体で利用しないといけません。

〇サンポールが効くトイレつまりの原因

このようにサンポールは、黄ばみや尿石、排水管の汚泥に効果があります。そのため、トイレットペーパーやティッシュペーパーによるつまりには効果がありません。

ただし、トイレットペーパーが溜まった尿石に引っ掛かり、トイレつまりを起こしていたなら話しは別です。溜まった尿石を除去すれば、トイレつまりが解消する可能性が高くなります。

トイレつまりでサンポールを使用する手順は次のとおりです。

サンポールは便器への影響も大きく、トイレつまりを解消するなら30分を目安に流すようにします。

また、使用する際はゴム手袋やゴーグルはもちろん、トイレの窓やドアを開け換気扇を回してしっかり換気します。つまりが解消したなら、十分な水で便器を洗い流すこともお忘れなく。

キッチンハイター

台所で使うキッチンハイターもトイレつまりの解消には有効です。キッチンハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、塩素系漂白剤として市販されています。

pHは11.0～12.0なので、アルカリ性である尿石がトイレつまりの原因である場合には不向きな洗剤です。酸性のものに効果がある洗剤ですので、トイレつまりの原因が排泄物や食品などが原因の場合に効果を発揮します。

〇キッチンハイターが効くトイレつまりの原因

キッチンハイターを使う際には換気をしっかりとすることや飛び跳ねを防ぐことが重要です。また、封水が多いようなら、あらかじめ汲み出しておきましょう。

ここで使うぬるま湯は熱湯ではないことが重要です。水温は40℃～60℃ほどにします。60℃以上のお湯を入れると便器のひび割れが起きることがあります。

ハイターでのトイレつまり解消法を詳しく知りたい方はこちら！

デオライトL

尿石除去剤「デオライトL」という洗剤は、酸性の性質があります。そのため、尿石が原因のトイレつまりを解消するのに役立ちます。

〇デオライトLが効くトイレつまりの原因

• 黄ばみ
• 尿石

トイレつまりでデオライトLを使う際にも、封水が多いようなら、あらかじめ汲み出しておきましょう。デオライトLの使い方は以下です。

デオライトLは強酸性で0.5ほどのpHです。使ったあとは、環境面への影響も考え、ピーピースカット等のアルカリ剤で中和することをおすすめします。

デオライトLでのトイレつまり解消法を詳しく知りたい方はこちら！

ピーピースルーF

ピーピースルーFは、ピーピースルーシリーズの中でも一般家庭用に販売されているタイプです。医薬用外劇物ではないため、ホームセンターや通販サイトで購入が可能です。

強力な発泡と発熱作用でトイレつまりの原因となる、油脂やタンパク汚れの除去が可能です。ただし、トイレットペーパーや排泄物、尿石などの除去には向きません。

〇ピーピースルーFが効くトイレつまりの原因

これらがトイレつまりの原因であれば、ピーピースルーFでつまりを解消できます。ただし、錠剤を溶かす必要があるため40℃～60℃のお湯を流し込む必要があります。

トイレつまりでピーピースルーFを使用する手順は次のとおりです。

このように、ピーピースルーFに40℃～60℃のお湯を流し込むことで、発泡効果によってトイレつまりを解消できます。

ピーピースルーの種類や使い方を詳しく知りたい方はこちら！

どんなトイレつまりでも洗剤で解消できる？

トイレつまりの原因によって、洗剤で解消できるケースとできないケースがあります。具体的な原因を知って、慌てず落ち着いて今起きているトイレつまりに対処してください。

洗剤で解消できるトイレつまり

洗剤でトイレつまりが解消できるのは、本来「水に溶けるもの」がつまりの原因となっているケースです。トイレに流したあと水に溶けるものは以下です。

もっとも多いトイレつまりの原因としては、トイレットペーパーや排泄物を大量に流すことです。

トイレ掃除を長い期間行わなかったり、節水のためにトイレタンクにペットボトルを入れたりしていることでも、本来流れるはずのものも流れずトイレつまりを起こしてしまいます。

トイレつまりの程度によりますが、水に溶けるものがトイレつまりの原因だったケースでは、洗剤で解消できる可能性があります。

洗剤で解消できないトイレつまり

洗剤では解消できないトイレつまりの原因は主に「水に溶けない・溶けにくいもの」を流してしまったケースです。

おもちゃやおむつなど水に溶けない・溶けにくいものは、洗剤を使ってもトイレつまりを解消できないので注意しましょう。排泄物はもともと食べ物であるとのことで、食べ物をトイレに流してしまう人もいます。

食べ物をトイレに流すこともトイレつまりの原因となります。食べ物は時間が経てば腐敗して流れることもあります。しかし、便座内から見えなくなっても排水管で蓄積してトイレつまりを起こすこともあるのです。

水に溶けない・溶けにくいものがトイレつまりの原因となっているケースでは、洗剤を使っても解消することはできません。

水に溶けない・溶けにくいものがトイレつまりの原因となっているときは、水道修理業者に依頼して直してもらいましょう。

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トイレつまりには洗剤の性質を利用する

トイレつまりを洗剤で解消するのであれば、まずはトイレつまりの原因を特定することが重要です。さらに水に溶けるものがトイレつまりの原因であっても、その性質によって洗剤を使い分ける必要があります。

また、普段のトイレ掃除に使う洗剤も汚れの種類や性質に合わせて、使い分けることでトイレつまりを予防することもできます。

トイレつまり解消に洗剤を使う際の注意点

トイレつまりを解消するのに洗剤を使う際には以下のことに注意しましょう。誤った洗剤の使い方をすると、有毒がガスが発生し事故につながる可能性もあります。

洗剤は混ぜて使わない

たくさんの洗剤を使えば、効果が高くなると考えてしまう方もいるでしょう。しかし、洗剤を混ぜても効果が上がらないところか、自分の身に危険が及ぶことになります。

実際に一般家庭の掃除をしている人が洗剤を混ぜて使ったことで、事故が起きた事例もあります。家庭用の洗剤とはいえ、強酸性や強アルカリ性の性質の洗剤もありますので注意が必要です。

トイレつまりの原因に合わせて洗剤を選ぶことはもちろんですが、複数の洗剤を同時に使うことは厳禁です。

また、立て続けに別々の洗剤を使うことも避けてください。トイレつまりの原因が分からない場合は、あれこれ洗剤を変えて試すよりも水道修理業者に相談することをおすすめします。

換気を十分にしながら対処する

洗剤によっては刺激臭があったり、大量に吸い込むと気分が悪くなったりするものもあります。トイレつまりを洗剤を使って解消する際には、トイレの換気をおこないながら作業を始めましょう。

窓は全開にし、換気扇も回してください。

目・口・皮膚を守る

洗剤の中には強酸性や強アルカリ性の強いものが多くあります。もちろん人体にも影響があるため、トイレつまり解消作業をするときには、保護メガネやマスク、ゴム手袋をつけてください。

トイレ内も新聞紙やゴミ袋などを利用して保護しておくことも忘れないでください。

また、誤って目や口に洗剤が入ってしまった、皮膚についてしまった場合には、すぐに洗い流すなどの対策をしてください。症状がひどくなった際は医療機関を受診しましょう。

洗剤で解消しないトイレつまりは「みんなの生活水道修理センター」へ！

今回は、洗剤を使ったトイレつまり解消法を紹介しました。

トイレつまりに使える洗剤は多々ありますが、まずはスッポンを試してみるのがおすすめです。また、自力で解消できないと感じるときは、できるだけ早く水道修理業者に相談しましょう。

トイレつまりでお困りなら、ぜひ「みんなの生活水道修理センター」にご相談ください。

みんなの生活水道修理センターは、出張・見積もり・キャンセル料が無料で利用でき、トイレつまりをはじめとした幅広いトラブルに対応できます。

最短即日、30分で駆けつけられるので急ぎの場合も安心です。ぜひ、一度お問い合わせください。

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