マンションのトイレで水位が下がる原因は?封水が減ると起こること

マンションのトイレで水位が下がる原因は?封水が減ると起こること
2024/03/14
2024/03/25

本記事では、マンショントイレの水位が下がる原因や理由とともに、対処法を紹介します。

マンションの場合は、大家さんや管理会社の確認を取ってから修理依頼などをする必要があり、いくつかの点に注意が必要です。

勝手に修理をすると、思わぬトラブルになってしまいます。

今回は、業者に修理を依頼する際に押さえておきたいポイントもまとめました。

マンショントイレの水位が下がるとお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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マンションのトイレは誘導サイホン作用によって水位が下がる

マンションのトイレは誘因減少によって水位が下がりやすい

マンションのトイレの特徴として、誘因減少によって水位が下がりやすい点が挙げられます。

まずは、誘因減少がどのようなものなのか、仕組みやマンションで起こりやすい理由を見ていきましょう。

 

誘導サイホン作用(誘引現象)とは

誘導サイホン作用とは、排水管内の気圧が一時的に低下することで、排水管内の水が勢いよく流れ、本来であれば便器内に留まるはずの封水まで排水されてしまう現象です。

封水は、トイレを使っていないときもトイレ内にとどまる水で、排水管にフタをする役割があります。

封水が排水されて減るとフタがない状態になり、ニオイが上がってきやすくなるため注意が必要です。

誘導サイホン作用は主にマンションで起こる現象ですが、一軒家では起こらないわけではありません。

一軒家でも急な気圧の変化があると、誘導サイホン作用が起こる可能性があります。

 

マンションで起こりやすい理由

誘導サイホン作用が起こる原因は、主に以下の2つです。

  • 上階から大量の水が排水された
  • 悪天候によって気圧が低下した

マンションの場合、上階から大量の水が排水されることで誘導サイホン作用が起こります。

一気に大量の水が排水されると、排水管内の気圧が一時的に低下し、トイレ内の封水まで排水されてしまうのです。

そのため、誘導サイホン作用は特にマンションの最上階以外の部屋で起こりやすいと言えます。

また、台風などの悪天候の際は、排水管内の空気が外に吸い出されてしまい、気圧が低下します。

その結果、封水が排水管へと引き込まれるケースも少なくありません。

マンションでは、上階からの影響で誘導サイホン作用が起こりやすく、封水が減る現象が多く見られます。

 

マンションのトイレで水位が下がるその他の原因

マンションのトイレで水位が下がるその他の原因

マンションのトイレで水位が下がるその他の原因としては、以下の4つが挙げられます。

  • 長期間トイレを使わなかった
  • トイレつまりが起きている
  • 便器が破損して水漏れを起こしている
  • 排水管の立管が詰まり始めている

それぞれの内容を詳しく解説します。

 

長期間トイレを使わなかった

便器内に溜まっている封水は、の経過と共に蒸発してしまいます。

これは、どのトイレでも発生する自然な現象です。

通常であれば、毎日のようにトイレを使うので問題ありませんが、旅行や出張などで長く家を空けるような場合は、水位が下がる可能性があります。

こまめにトイレを使わないときは、蒸発防止剤を使うなどの対策を行いましょう。

 

トイレつまりが起きている

一般的には、トイレがつまると水が流れずに水位が上がります。

しかし、トイレットペーパーなど固形物以外が原因のつまりに関しては、一度水位が上がった後に下がる現象が起こる可能性があります。

このような場合は、つまりの原因となるものを取り除く方法が有効です。

異物が目視できる場合には、トングやゴム手袋などを使って取り除きます。

つまっているものが見えないときは、ラバーカップを使ってトイレつまりを解消するか、業者へ修理を依頼しましょう。

 

便器が破損して水漏れを起こしている

水位が下がったままになっている場合は、便器本体が破損している可能性があります。

便器にヒビや割れがあると、そこから水漏れが発生して便器内の水位が減ります。

このような場合は、便器の交換をするなどの早急な修理が必要です。

本体の破損を放置すると、ケガや大きなトラブルにつながりかねません。

ヒビや割れをテープで補強するなどの応急処置を行い、すぐに業者に修理を依頼しましょう。

便器からの水漏れについては、以下の記事でも解説しています。

ぜひ、あわせて参考にしてください。

 

排水管の立管がつまり始めている

トイレの水位が正常な水位よりも低く下がっている場合、排水管の立管がつまり始めている可能性があります。

排水管の立管は、複数の階にあるトイレや排水設備の排水をまとめて処理する重要な管です。

この立管がつまり始めると、排水の流れが悪くなり、便器の水位が下がる現象が起こります。

立管は各部屋の汚水が流れるため、尿石などが溜まりやすい箇所です。

ほとんどのマンションには立管が設置されており、つまりによる水圧の減少が起こる場合があります。

立管のつまりに関しては、基本的に自分で対処することはできません。

立管のつまりが疑われる場合は、プロの水道修理業者に対応してもらう必要があります。

 

マンショントイレの封水が減ると起こるトラブル

マンショントイレの封水が減ると起こるトラブル

マンショントイレの封水が減ると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 汚物がうまく流れない
  • ニオイが出やすくなる
  • 虫が侵入してくる
  • 汚れが便器につきやすくなる

水が少ないと汚物がうまく流れず、つまりやすくなるほか、ニオイも出やすくなります。

ここでは、マンショントイレの封水が減ると起こるトラブルについて詳しく見ていきましょう。

 

汚物がうまく流れない

封水は、便器内の汚物を排水管に流すための水圧を維持する役割があります。

そのため、封水が減ると水圧が弱くなり、汚物がうまく流れなくなる可能性があります。

トイレは、一定量の水で汚物を流すのが基本です。

しかし、何らかのトラブルによって水位が下がると水の量が減り、うまく流れなくなってしまいます。

流れず便器や配管内に残った汚物が、トイレつまりを引き起こすこともあり、放置するのは危険です。

また、普段であれば問題なく流れる量のトイレットペーパーでも、水位が下がっている状態だと流れにくくなり、つまりを引き起こす恐れがあります。

汚物がうまく流れていないと感じるときは、早めに対処しましょう。

 

ニオイが出やすくなる

封水は、下水道の悪臭がトイレに上がってくるのを防ぐ役割もあります。

水位が下がりすぎると悪臭が漏れやすくなり、トイレのニオイが酷くなる可能性があるため注意が必要です。

下水管からは常に悪臭が発生していますが、便器内に水が溜まっていることで、フタの役割を果たしています。

このフタがなくなると、下水管からトイレ内へダイレクトにニオイが届いてしまうのです。

この現象はトイレだけでなく、洗濯機の排水やキッチンのシンクなどでも同じように起こります。

 

虫が侵入してくる

封水は、排水管から虫が侵入するのを防ぐ役割もあります。ニオイが上がってくるのを防いでいるのと同様、水でフタをすることによって虫の侵入を防いでいるのです。

封水が減ると虫が侵入しやすくなり、トイレに虫が発生する可能性があります。

小さな虫であれば狭い隙間でも簡単に通れるほか、侵入した虫が卵を産むこともあり、十分な注意が必要です。

トイレ内に虫が出るようになったり、悪臭がしたりする場合は、封水の減少を疑いましょう。

 

汚れが便器につきやすくなる

封水が減ると便器内の水が減り、汚れがつきやすくなります。

通常、便器内には十分な量の水が溜まっており、その中に汚物が入るようになっていますが、水が少ないと汚物がうまく水の中に入りません。

その結果、便器に直接あたってしまい、汚れの原因になります。

便器内に付着した汚物を掃除するのは大変な上、苦手な方も多くいるはずです。

このようなトラブルにならないためにも、マンショントイレの水位が減っていることに気が付いたら、早めに対処するようにしましょう。

 

マンショントイレで水位が下がるときの対処法

マンショントイレで水位が下がるときの対処法

マンショントイレで水位が下がるときの対処法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • レバーを引いて水を流す
  • 蒸発防止剤を使う
  • ラップなどで覆っておく
  • 業者に依頼する

何が原因で封水が減っているのかによって、対処法が大きく異なります。

ここでは、マンショントイレで水位が下がるときの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

レバーを引いて水を流す

マンションの水位が下がっている場合、多くのケースはレバーを引いて水を流すだけで解決です。

マンションは設計上、どうしても誘導サイホン作用が起こりやすく、上階の影響で水位が下がってしまいます。

このような場合は、一度トイレを流せば水位が戻るはずです。

水位が下がっていても、すぐに大きな問題が出るわけではありません。

そのため、誘導サイホン作用による水位の現象だと分かっており、日ごろからこまめにトイレを使っている場合は、特に気にする必要はないと考えられます。

排水が増える時間帯にトイレを流すなどの工夫をすれば、簡単に解決可能です。

ただし、トイレを流しても水位が下がったままだったり、あまりにも頻繁に起こったりする場合は、原因が別にある可能性があります。そのようなときは、早めにプロに相談しましょう。

 

蒸発防止剤を使う

水位が下がる原因が蒸発の場合、蒸発防止剤を使うことで水位が下がるのを防止できます。

蒸発防止剤は、水面の蒸発を抑えるための薬剤です。

主に、以下のような用途で使われています。

  • トイレの封水
  • 水槽
  • 排水トラップ
  • 実験器具

蒸発防止剤には油膜タイプと被膜タイプがあり、油膜タイプは水面に油膜を作って水の蒸発を抑えます。

一方、皮膜タイプは水面に薄い膜を作って水の蒸発を抑えるのが特徴です。

どちらの商品も、ホームセンターなどで販売されており、手軽に購入できます。

長期間、マンションの部屋を空けるような場合は、蒸発防止剤を活用しましょう。

蒸発防止剤はトイレだけでなく、洗濯機置き場やお風呂場の排水トラップなどにも使用できます。

 

ラップなどで覆っておく

蒸発による水位の減少を防止する方法として、ラップなどで便器を覆う方法も有効です。

便器を覆うようにしてピッタリとラップをすれば、効率よく蒸発を防げます。ただし、この方法を行うと、ラップを外さない限りはトイレが使えません。

そのため、旅行や出張で家に誰もいなくなるときに試してください。

旅行や出張から戻ってきたらラップを外せば、いつも通りにトイレを使うことができます。

 

業者に依頼する

上記の方法を試しても効果がなかったり、原因が分からなかったりする場合は、業者への依頼がおすすめです。

水道修理業者に依頼すれば、原因を突き止めた上で適切な対処をしてくれます。また、配管などに原因がある場合でも、しっかりと対応してくれるのが魅力です。

自分では対応できないような場所でも、修理してくれます。

見積もりや出張費用が無料の業者であれば、費用面で不安がある方でも安心です。

トイレの水位が下がるときの対処法は、以下の記事でも詳しく解説しています。

 

マンションのトイレ修理を業者に依頼する際の注意点

マンションのトイレ修理を業者に依頼する際の注意点

マンションのトイレ修理を依頼する場合は、管理会社や大家さんに相談する必要があります。

勝手に修理を進めると、思わぬトラブルにつながるケースもあるので注意しましょう。

以下で、詳しい内容を解説します。

 

賃貸の場合は大家さんに相談する

基本的に、賃貸の場合は大家さんに相談するのがおすすめです。

トイレの状況や修理の内容によっては、貸主である大家さん側が修理費を負担する可能性があります。そのため、あらかじめ相談してから依頼を検討しましょう。

また、マンションによっては専用の修理業者がいるケースもあります。

賃貸ではない場合でも、マンションの管理人や責任者に相談せず、勝手に修理をするとトラブルになる可能性があるため、事前の相談が必要です。

 

共用部分は管理会社や大家さんの許可が必要になる

分譲マンションの場合でも、共用部分については一般的に管理会社や大家さんの許可が必要です。

例えば、配管に問題があって修理をするような場合は、上階や階下とつながる部分を直さなければならず、自分だけでは判断できません。

そのような場合は、必ず管理会社や大家さんに相談してください。

連絡先が分からないときは、マンションのエントランスなどに張り紙がないか確認しましょう。

また、契約した際の書類にも管理会社や連絡先などが記載されているはずです。

 

マンショントイレの水位が下がるときは「みんなの生活水道修理センター」へ

マンショントイレの水位が下がるときは「みんなの生活水道修理センター」へ

今回は、マンションのトイレの水位が下がる原因や対処法を紹介しました。

マンションのトイレは、誘導サイホン作用によって水位が下がりやすくなっています。

ただし、つまりや便器の破損などで水位が下がることもあるので、原因を見極めることが大切です。

修理を依頼する際はぜひ「みんなの生活水道修理センター」にお任せください。

Web限定のクーポンを使用すれば、基本料金1,300円で依頼可能です。

見積り・出張・キャンセル料はすべて無料なので、気軽に相談できます。

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FAQ マンショントイレの水位が下がる際のよくある質問

  • Qレバーを引いてトイレを流しても水位が下がるときはどうすれば良いですか?

    マンションのトイレで水位が下がるのは、誘導サイホン作用が原因だと考えられます。ただし、水を流しても水位が下がったままの場合は、別に原因があるはずです。

    そのような場合は、トイレがつまっていないか確認しましょう。
    トイレがつまりかけている状態だと、水位が下がったままになる可能性があります。

    つまっているものが見えなかったり、原因が分からなかったりする場合は、無理に対処しようとせずに大家さんか水道修理業者に相談するのがおすすめです。

  • Qマンショントイレの水位が下がるトラブルの修理は自己負担ですか?

    マンショントイレの修理費用が自己負担かどうかは、状況によって異なります。経年の劣化などが原因の場合は、大家さんや管理会社の負担となるケースがほとんどです。

    しかし、借主の不注意などでトイレをつまらせたり、故障させたりした場合は自己負担となる可能性があります。

    費用の負担に関しては、大家さんや管理会社に相談しましょう。自身に過失がない場合は、修理費用を負担しなくて良いケースが多いため、事前の相談がおすすめです。

  • Qマンショントイレの水位が下がったままなのは危険ですか?

    マンショントイレの封水が減ったからといって、すぐに何か起こるわけではありません。

    しかし、そのまま放置すると悪臭の原因になったり、虫がわいたりする可能性があります。このようなトラブルを避けるためにも、水位が下がっていると感じた場合は早めに対処しましょう。

    誘導サイホン作用による水位の低下の場合は、水を流すだけで簡単に解決可能です。
    また、長期間マンションの部屋を空けていて水位が下がっていた場合は、使用前に一度流しましょう。

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