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TOTOウォシュレットの故障原因!動かない・水が出ないトラブルを解決

TOTOウォシュレットの故障原因!動かない・水が出ないトラブルを解決
2024/01/26
2024/03/07

本記事では、TOTOウォシュレットの故障原因と、動かない・水が出ないなどトラブルの解決策を紹介します。

ウォシュレットは快適なトイレ生活に欠かせないアイテムであり、故障すると大変困ります。

TOTO製品は高性能で人気ですが、動かない・水が出ないというトラブルが起こることも。

TOTOウォシュレットの故障原因と解決策を知って、快適なトイレ生活を取り戻す参考にしてください。

 

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TOTOウォシュレットの故障の種類と原因・対策

TOTOウォシュレットの故障の種類と原因・対策

TOTOウォシュレットは、日本国内で人気の高い温水洗浄便座の1つです。

TOTOウォシュレットの特徴は、高品質な素材と技術、豊富な機能とデザイン、快適な使用感などが挙げられます。

しかし、「動かない・水が出ない・ノズルが出ない・温度調整ができない」など、さまざまな故障が起こる可能性があります。

ここでは、ウォシュレットが故障する主な症状と原因、そして対策について紹介します。

 

TOTOウォシュレットが動かない場合は本体ランプを確認

TOTOウォシュレットが動かない場合は、先ずはウォシュレット本体にあるランプを確認します。

機種によってランプの設置位置が異なりますが、便座もしくはタンクに「運転・便座・節電」などのランプがあります。

 

  • ランプが消えている
  • 運転ランプが点灯している
  • ランプが点滅している

 

上記のランプ状態で原因が異なってきますので、それぞれの原因と対策を確認していきましょう。

 

動かない故障|ランプが消えている場合の原因と対策

ランプが消えている場合は電源が入っていないため、ウォシュレットは動きません。

停電しているなら当然通電していないため普及を待つしかありませんが、そのほか次の原因で電源が入っていない可能性があります。

故障原因 対策
配電盤のブレーカーが「切」になっている ブレーカーを「入」にする
コンセントからプラグが抜けている コンセントにプラグを確実に差し込む
電源プラグの「切表示ランプ」が点灯している プラグにあるリセットボタンを押して「切表示ランプ」を消灯させる
本体もしくはリモコンの運転ボタンが「切」になっている それぞれの運転ボタンを「入」にする

 

運転ボタンはウォシュレット本体は側面にボタンが設置されていて、リモコンの運転ボタンはリモコンの裏面にあるため、ハンガーからリモコンを取り外します。

そして、それぞれ運転ボタンを約3秒以上押すと「入」になります。

上記の対策を行っても電源が入らない場合は、コンセントが故障している可能性があるため、ほかの電化製品でコンセントが正常に動作するか試してください。

電源スイッチを押しても反応がない場合は電源スイッチが故障している可能性もあります。

その他電源ユニットや基板が故障しているかも知れないため、上記の対策で直らない場合は専門業者に修理を依頼しましょう。

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動かない故障|運転ランプが点灯している場合の原因と対策

運転ランプが点灯している場合の原因は、リモコン系のトラブルが多くなります。

故障原因 対策
リモコンの電池が切れている 新しい電池に交換する
リモコンの送信部または本体の受信部が塞がれているか汚れている 障害物やゴミ、汚れなどを取り除く

また、直射日光が送信部や受信部に当たっていると正常に作動しないため、直射日光が当たらないようにする

便座に浅く腰掛けたことで着座センサーが感知していない 便座に深く腰掛けて着座センサーを感知させる
幼児便座などを使うと着座センサーが感知しない 幼児便座を取り外す

 

TOTOウォシュレットのリモコン故障のときの対策方法を確認したい方はこちら!

 

動かない故障|ランプが点滅している場合の原因と対策

ランプが点滅している場合は、ウォシュレット本体と便器部に設置してあるベースプレートとの接触不良が原因です。

ただし、この故障パターンは取り外し可能なウォシュレットタイプのみです。

対策としては本体取り外しボタンを押してウォシュレット本体を引き出し、再度「カチッ」と音がするまでベースプレートに確実に押し込みます。

 

ノズルから水が出ない故障の原因と対策

TOTOウォシュレットのノズルから水が出ない故障の原因は大きく4つです。

以下の原因に当てはまらない場合は、ウォシュレット本体が故障している可能性が高いため専門業者による修理が必要です。

故障原因 対策
断水している ウォシュレットの「止」ボタンを押して断水解除を待つ
止水栓が閉まっている 止水栓をマイナスドライバーで左に回して全開にする
ノズルが詰まっている ノズルを掃除する
給水フィルターの目詰まり 給水フィルターの汚れを掃除する

上記で注意したいのはノズルと給水フィルターの掃除で、いずれも水漏れ対策として止水栓を閉める必要があります。

ノズルの掃除は歯ブラシなどで優しくブラッシングして、柔らかい布で汚れを拭き取ります。

また、TOTOの給水フィルターは機種によって設置場所が異なり、タンク内のボールタップ部もしくは止水栓内部に設置されています。

フィルターはノズルと同じく歯ブラシなど柔らかいブラシで、傷をつけないように掃除します。

 

ノズルから水漏れしている

TOTOウォシュレットのノズルから水漏れする場合は、ノズルのパッキンやバルブユニットが故障して水量調整ができない可能性が高いです。

基本的にTOTOウォシュレットのノズル交換は、TOTOメンテナンスや専門の修理業者のみ可能で、自分では交換できないのでご注意ください。

故障したウォシュレットが10年以上経過しているなら、部品の一部であるノズルが廃番となっているかも知れません。

その際は、ウォシュレット本体ごとの交換となります。

また、ノズルの水が止まらない故障は、電気系統のトラブルも考えられるため次の手順を試してみましょう。

 

  1. ノズルからの水を抑えつつ、止水栓を閉める
  2. コンセントからプラグを抜く
  3. 10秒ほど時間をおいてプラグにしっかり挿す
  4. ノズルの上をカバーして洗浄ボタンを押す
  5. 水が出たらリモコンの水量調整を確認
  6. 全てOKなら故障は解消

 

ノズルからの水漏れが「チョロチョロ」程度であれば、ノズル清掃機能が作動しているだけなので問題ありません。

また、使用後にポタポタ水滴が落ちる場合も、ノズル内に残っている水が落ちているため故障ではありません。

 

給水管の接続部からの水漏れ

TOTOウォシュレットと給水管との接続部から水漏れすることもあり、原因は接続部のパッキンの劣化が多いです。

また、給水ホースが劣化してホース側から水漏れするケースもあります。

いずれの場合も、止水栓を閉めてパッキンや給水ホースを新品に交換すれば直ります。

DIYが得意な方なら自分で修理可能ですが、そうでない方は専門業者に依頼した方が無難です。

 

水抜き栓からの水漏れ

TOTOウォシュレットの水抜き栓は、正面から見て左側にあります。

水抜き栓はタンクから水を抜くために設置されていますが、パッキンの劣化や緩みによって水漏れが起きます。

プラグをコンセントから抜き止水栓を閉めて、水抜き栓を増し締めしてみましょう。

それでも水漏れするようなら、パッキンまたは水抜き栓を交換します。

 

ノズルからお湯が出ない

TOTOウォシュレットのノズルからは、水だけでなく温度調整によってお湯がでますが、故障によってノズルから水しか出ない現象も起こり得ます。

原因は単純にリモコンの温度設定のミスによるケースが多いですが、次の設定を行ってもお湯が出ない場合はウォシュレット本体に問題があるため、専門業者による修理が必要です。

故障原因 対策
温水温度設定が「切」になっている 「入」にして好みの温度に再設定
タイマー節電が設定されている タイマー節電を解除する

 

ウォシュレットのノズル自体が出てこない

TOTOウォシュレットのノズルが出ない原因としては、意外に多くのパターンが存在します。

故障原因 対策
ウォシュレットの電源が入っていない 電源を入れる・コンセントを確認する
漏電防止プラグが作動している プラグをリセットする
ノズル部に尿石や汚物が付着している ノズル部を丁寧に掃除する
ウォシュレット本体の取り付けが悪い ウォシュレットを引き出して再装着する
リモコンや本体の送受信部が汚れている リモコンや本体の送受信部をきれいにする
着座センサーが故障または汚れている 着座センサーを掃除する

 

上記の対策を行ってもノズルが出てこない場合は、専門業者に調べてもらう必要があります。

多くの場合ウォシュレット本体の故障によるため、ウォシュレットの交換が必要になるでしょう。

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便座の温度設定ができない

TOTOウォシュレットには暖房便座機能が搭載されており、好みに応じて便座を温かく調整できます。

この機能がウォシュレットが快適である理由の1つになるため、温度調節ができず冬に冷たいままだと困ってしまうでしょう。

ただし、TOTOウォシュレット特有の機能として、便座に座ってから約20分以上たつと温度が下がり、約1時間以上たつと便座ヒーターが「切」になる機能が搭載されています。

そのため、長時間便座に座っていて冷たくなったなら、一度便座から立って座り直すと解決します

それ以外にも、設定ミスによることも多いため次の故障原因と対策を参考にしてください。

故障原因 対策
便座カバーを使用している カバーを外して利用
節電中になっている 節電機能を解除する
便座温度の設定が「切」または一番低い 温度設定を「入」にして温度を上げる
センサー部分の汚れ 着座センサーやリモコンの送信部、本体の受信部の汚れを落とす

 

TOTOウォシュレットから異音や異臭がする場合の原因と対策

TOTOウォシュレットから異音や異臭がする場合の原因と対策

TOTOウォシュレットから異音や異臭がする場合は、脱臭フィルターにほこりが溜まるなど汚れている場合が多いです。

脱臭フィルターにほこりなど汚れが溜まると、モーター音が大きくなり脱臭性能が低下して異臭を感じます。

 

異音や異臭の対策はフィルターの掃除

ウォシュレットから異音や異臭がする際は、次の手順で脱臭フィルターの掃除を行います。

TOTOウォシュレットの脱臭フィルターの場所は、ウォシュレット本体の裏面もしくは、ウォシュレットの内側に設置される2種類が存在します。

次にそれぞれのパターンによる、脱臭フィルターの掃除方法を紹介しましょう。

それぞれの手順で脱臭フィルターを掃除しても臭いが残る場合は、脱臭カートリッジの交換がおすすめです。

脱臭カートリッジはウォシュレットの型番を調べて、TOTOパーツセンターで購入が可能です。

また、掃除しても大きな音がする場合はモーター系の故障が考えられるため、専門業者に相談することをおすすめします。

 

本体の裏面にある場合

  1. 電源プラグを抜く
  2. 本体取り外しボタンを押してウォシュレット本体を引き出す
  3. ウォシュレット本体裏面にあるフィルターを取り出す
  4. 歯ブラシなどでフィルターを掃除する
  5. フィルターをウォシュレットに取り付ける
  6. ウォシュレット本体を便器に装着する
  7. 電源プラグをコンセントに挿す

 

本体の内側にある場合

  1. ウォシュレット内側にある脱臭フィルターのつまみを持ち手前に引き出す
  2. フィルターを歯ブラシなどで掃除する
  3. 「カチッ」と音がするまでフィルターを本体に押し込む

 

洗浄中の振動音はポンプによる音なので心配不要

TOTOウォシュレットで洗浄中に聞える振動音は、TOTO独自のワンダーウェーブ洗浄による音なので心配はいりません。

少ない水量でパワフルな洗浄力を実現する技術であり、洗浄水に脈動を与えるためポンプユニットから意外に大きな音が発せられます。

 

TOTOウォシュレットの故障を防ぐ効果的な対策とチェックポイント

TOTOウォシュレットの故障を防ぐ効果的な対策とチェックポイント

ウォシュレットは日常生活において必要不可欠である、トイレ利用を快適にするアイテムです。

そのため、故障することなく利用できるのがベストでしょう。

ここでは、TOTOウォシュレットの故障を防ぐための日常的な対策を紹介します。

 

ウォシュレットの故障を防ぐ5つの方法

  1. ウォシュレットに座ったまま便フタに寄りかからない
  2. ウォシュレット本体やノズルに小便をかけない
  3. ノズルを定期的に掃除する
  4. フィルターやセンサー部分の定期的な掃除
  5. プラグがコンセントから外れていないか確認する

 

上記の5つの対策を行えば、ウォシュレットの故障をできるだけ防ぐことが可能です。

特に2番目の項目は男性が注意すべきところであり、立ったまま用を足すとウォシュレット本体やノズルに小便がかかりやすくなります。

基本的にウォシュレットは洋式トイレ専用に設計され、座って用を足すことが前提です。

立ったまま用を足すと、格納しているノズルに直接小便がかかってしまうので要注意です。

3番目のノズルの掃除も重要で、毎日複数回使用するため放置すると尿石がこびりついたり、カビや雑菌が繁殖することもあります。ノズル掃除は、1~2週間に1回は行いましょう。

 

TOTOウォシュレットのセルフチェックポイント

先の対策はウォシュレットの故障を防ぐために重要ですが、利用時に次の8つのセルフチェックも行いましょう

1つでも該当すれば、早急に専門の修理業者に相談しないといけません。

 

  • チェック1:便座裏面のゴムが外れてガタついている
  • チェック2:便座コードがねじれたり便座に挟み込んでいる
  • チェック3:便座にひび割れがある
  • チェック4:便座が異常に熱いときや冷たいときがある
  • チェック5:ウォシュレット本体から水漏れしている
  • チェック6:操作パネルのシールがめくれたり、ひび割れを起こしている
  • チェック7:電源コードが熱くなっている
  • チェック8:電源プラグの発熱や変色がある

 

上記の8つのチェックに1つでも該当したなら、電源プラグを抜いて止水栓を閉めた上で専門業者に連絡して調査・修理することが重要です。

そのまま放置すると電気系統の故障が酷くなり、火災や感電のリスクが高まります。

 

TOTOウォシュレットの点検・修理はみんなの生活水道修理センターにお任せ!

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セルフで直せる故障もありますが、できれば専門家に任せた方が賢明です。

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FAQ TOTOウォシュレットが故障したときのよくある質問

  • QTOTOウォシュレットの水の出が悪いのですがどうしてでしょう?

    リモコンの水流調整が「弱」になっているかも知れません。
    設定が問題なければ、止水栓を閉めて給水フィルターの掃除をしてください。
    それでも改善しない場合は、専門の修理業者に相談しましょう。

  • QTOTOウォシュレットの便座が温かくなりません。故障でしょうか?

    故障と判断する前に、リモコンの温度設定を確認してください。

    便座の温度設定が「切」になっていることが多いですし、設定温度が最も低い温度になっていることもよくあります。
    また、節電機能が作動していると温かくならないため、節電機能をオフにしてください。

  • QTOTOウォシュレットのノズルがでないのはどうしてでしょう?

    プラグがコンセントから抜けていたり、リモコンや本体の電源がオフになっていたりするとノズルが作動しません。
    また、着座センサーが汚れている場合もノズルが動かない原因となります。

    他にも、ノズルに尿石や汚物が付着しているケースもあるため、ノズルを引き出してきれいに掃除してみてください。

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