トイレつまりを一瞬で直す10の方法！つまる原因や直らない時の対処法

トイレがつまって困ったとき、一瞬で簡単に直す10の方法をご紹介します。

トイレつまりは、ある日突然、時間にお構いなしに起こります。

夜中や連休などにトイレつまりが起こっても、対処法を知っていれば慌てずに済みます。ぜひ、お試しください。

家にあるものを使って対処してみましょう。直れば、一安心です。

もし万が一、いろいろ試してみたけれど、直らない場合は、プロの修理業者に依頼しましょう。

放置することは厳禁です！

トイレつまりを一瞬で簡単に直す10の方法

トイレつまりを一瞬で簡単に直す方法を順番にご紹介します。

家にあるものを使って、だれにでも簡単にできる方法ですから、保存しておいて、困ったときにお役立てください。

水を流す

バケツに水を汲み、排水口に向かって勢いよく、水を流し入れます。

水の勢いで、つまりを押し流すという方法です。

この方法では、水が便器周辺に飛び散る可能性がありますから、便器周辺にレジャーシートや新聞紙などを敷いて、養生しておくことをおすすめします。

バケツと水というお手軽なうえ、有毒ガス等も出ない安全な方法ですから、ぜひ試してみてください。

ぬるま湯を流す

前項の水の代わりに、ぬるま湯を使います。

ぬるま湯とは、35～45℃前後のお湯です。

ぬるま湯を便器内に入れた後、30分程度、放置します。

ぬるま湯によって、つまっているトイレットペーパーなどをふやかす効果があります。

この方法では、お湯の温度を必ず守ってください。

熱湯の方が効果があるんじゃないかと、熱湯を注ぐと、陶器製の便器はひび割れたり、破損する恐れがあります。

中性洗剤を使う

中性洗剤とは、キッチンにある食器用洗剤のことです。

便器内の水をくみ出した後、中性洗剤100㏄を便器に投入します。

その後、ぬるま湯を入れ、20～30分放置した後、水を流して、つまりが解消したか確認します。

中性洗剤は、酸性、アルカリ性どちらの汚れにも有効ということがメリットです。

重曹と酢を使う

重曹と酢は、たいていのお家のキッチンに常備されていることでしょう。

方法としては、便器内の水をくみ出し、1/2カップの重曹を便器内に入れます。

そこに、1/4カップの酢を投入します。さらに、ぬるま湯を便器の半分ぐらいまで注ぎ、30分～1時間程度放置します。

この方法は、重曹と酢によって出る炭酸ガスの泡の働きで、つまりを解消する方法です。

必ず、重曹→酢の順番で入れることが大切です。

重曹と酢を使う方法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ！

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トイレつまり解消に重曹×クエン酸（お酢）が効果的！使い方や注意点

酸性洗剤を使う

酸性洗剤とは、サンポールなどの名前で売られているトイレ用洗剤のことです。

酸性洗剤は、尿石（にょうせき＝尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に石のように固く付着・沈積したもの）によるつまりに有効です。

便器内の水をくみ出した後、既定の量の酸性洗剤を便器内に投入。

15～30分程度放置後、ブラシなどでこすります。水を流してつまりが解消したか確認します。

酸性洗剤を使う際には、トイレの換気にご注意ください。

また、アルカリ性洗剤とは絶対に混ぜないでください。有毒ガスが発生します。

ラバーカップを使う

ラバーカップとは、いわゆる「スッポン」として知られているものです。

昔は、各家庭にありましたが、住宅事情の変化でお持ちでないお家もあるかもしれませんが、ホームセンターや100均などでも入手できます。

トイレだけでなく、排水口のつまりなどに役立ちますから、一家に一つあってもいいでしょう。

購入の際には、洋式用、和式用がありますから、ご注意ください。

使用方法は、便器内の水位を調整し、ラバーカップを排水口に向かってゆっくりと押し、勢い良く引き抜く動作を繰り返します。

すぐにつまりが解消しなくても、時間をおくと流れ出す場合もありますから、様子を見ましょう。

ラバーカップを使用する際には、水が飛び散ることがありますから、便器の周囲を養生しておきましょう。

ラバーカップを使った方法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ！

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トイレつまりをラバーカップ（スッポン）で直す！使い方の注意点は？

ワイヤー式トイレブラシを使う

ワイヤー式トイレブラシとは、ワイヤーの先にブラシが付いている道具です。

ワイヤーが曲がるので、排水口の奥などのつまりに有効です。

便器内の水位を調整した後、ゆっくりとワイヤー式トイレブラシを便器内に挿入します。

便などの固形物がつまっている場合、先のブラシで崩すようにして使います。

また、崩れないものなら、ひっかけて引っ張り出すこともできます。

ただ、崩れないものを無理に押し込むと、トラブルが悪化しますので、様子を見ながら慎重に行いましょう。

針金ハンガーを使う

前項のワイヤー式トイレブラシは、排水口の奥のつまりに有効ですが、すべてのお家にあるわけではありません。

ワイヤー式トイレブラシの代わりとして、針金ハンガーを使う方法をご説明します。

針金ハンガーは、クリーニングが返却されるときに服をかけてついてくるものです。

簡単に曲げたり伸ばしたりできるので、便器の形に合わせて作ります。

慎重に排水口の奥に入れて、つまったものを掻きだすようにしましょう。

針金ハンガーのメリットは、使った後、ゴミとして捨てることができる点です。

ワイヤー式トイレブラシのように、付着した汚れを取り除く必要がありません。

ゴム手袋を使う

キッチンや掃除用にゴム手袋を常備されているご家庭なら、ゴム手袋を使って、トイレつまりを解消することができます。

便器内に素手を入れることに抵抗がある方でも、ゴム手袋をはめれば、意外に気になりません。新品のゴム手袋の必要はありません。

ゴム手袋をはめて、便器内に手を入れ、つまりの原因となっているものを探りましょう。

触ることができれば、つかみ出したり、引っ張り出したりしてつまりを解消しましょう。

済めば、そのまま捨てることができます。

もし、スマホやメガネなどは、そのままつかみ出しましょう。

奥に突っ込むのは厳禁です。

ビニール袋を使う

前項でご説明したゴム手袋がない場合、ビニール袋を使って、トイレつまりを解消する方法もあります。

厚めのビニール袋を二重にし、ゴム手袋のように手を覆います。

そのまま、便器の奥にビニール袋で覆った手を入れ、つまりをつかみ出します。

ゴム手袋がない方にはおすすめの方法です。

ゴム手袋がなくても、簡単にできる方法です。

他の方法との合わせ技でも使えます。

トイレつまりだと考えられる症状

「トイレがつまったかな？」と思わせる症状には、下記のようなものがあります。

「あれっ？」と思ったら、放置せず、対処しましょう。

放置すれば、自然に解消するということはまずありません。

水の流れが悪い

用便後、水を流しますが、いつもに比べて、水の流れが悪いなぁと感じたら、トイレつまりを疑いましょう。

水の流れが悪いだけで、水位が上がってくるようなことはなく、時間が経てば流れている場合、完全につまっているわけではありません。

ただ、そのまま放置すれば、流れが悪くなっているところにさらにものがつまって、完全につまってしまいます。

そうならないために、この段階で対処することをおすすめします。

水の流れが悪い原因に、トイレつまり以外に、タンク内にペットボトルなどを入れてトイレに流す水量を減らしている場合があります。

直ちにやめましょう。トイレつまりの原因になります。

便器内の水位が上がる

用便後、水を流した後に水位が上がってくる、水が多く溜まってしまうという状況の場合、排水口や排水管がつまっている可能性が高いです。

この時に注意しなければならないのは、トイレつまりを解消しようとして、何度も水洗レバーを動かして水を流し続けることです。

排水口や排水管の奥でつまっているので、水が流れず、便器からあふれ出てしまう危険性があります。

トイレつまりの原因を考え、対処する必要があります。

便器内の水位が下がり異臭がする

前項の症状とは逆に、便器内の水位が下がって、異臭がする場合もトイレつまりが原因の可能性があります。

トイレつまりで便器内の水位が下がるのは、排水口や排水管がつまっている、もしくは通気不良を起こしている可能性があります。

さらに、異臭がするのは、トイレ内に常に溜まっている封水（ふうすい＝排水管からの悪臭や虫などを防ぐ役目）が少なくなり、排水口からの悪臭が上がってきていることが考えられます。

便器内の水位が下がるトイレつまりは、トイレつまりの初期の段階です。

この時に、きちんと対処することが大切です。

異音がする

用便後、水を流すと、「コポコポ」「ゴボゴボ」などの異音がすることがあります。

これは、排水口の奥や排水管がつまっている可能性があります。

ふだんすることがない異音がするのは、異物や汚れによる排水口や排水管のつまりが原因なので、そのまま放置せず、正しく対処することが大切です。

異音がする場合は、ぬるま湯を流したり、ラバーカップを使ったりして対処してみましょう。

改善しない場合は、修理業者に依頼することをおすすめします。

トイレつまりを引き起こす原因

トイレつまりを引き起こす原因としては、大きく、水に溶けるものと溶けないものに大別できます。

原因によって、対処法が異なります。

正しい方法で対処しないと、トラブルが悪化しますから、原因の見極めは大切です。

大量のトイレットペーパーなど

日本製のJIS規格のトイレットペーパーなら、水に浸けて100秒以内に溶けることになっています。

ところが一度に大量のトイレットペーパーを流すと、キャパオーバーで溶け残り、トイレつまりを引き起こしてしまいます。

とはいえ、もともと水に溶けるようになっているものなので、時間が足ったり、ちょっと手助けをしてあげるとつまりが解消します。

トイレットペーパーの他、水に流せるお掃除シートなど水に溶けるものがつまっているような場合は、水やぬるま湯、中性洗剤などがトイレつまり解消に有効です。

おむつや生理用ナプキンなど

おむつや生理用ナプキンなどは、水に溶けません。

間違って流してしまってつまりを引き起こした時は、慎重に対処する必要があります。

おむつや生理用ナプキンなどには、給水ポリマーが使われています。

水を吸えば膨らむ性質があります。間違って流してしまった場合は、できるだけ早く取り出すことが大切です。

ゴム手袋や針金ハンガーなどを使って取り出すことがベストです。

排水管の奥に押し込んでしまっては、修理がたいへんなうえ、修理費用もかさみますから、ご注意ください。

尿石

第1章の「トイレの直し方」の項でもご説明しましたが、尿石は、尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に石のように固く付着・沈積したもの）によるつまりに有効です。

長い時間をかけて、石のように固く付着した尿石によるトイレつまりには、酸性洗剤が有効です。尿石によるトイレつまりは、取り除くのが簡単ではありません。

酸性洗剤で対処しますが、つまりが解消しない場合は、修理業者に本格的に対処してもらうことをおすすめします。

尿石によるトイレつまりを防ぐには、こまめな掃除で尿石がたまらないようにすることが大切です。

スマホ・メガネ・おもちゃなど固形物

トイレに座った瞬間、スマホやメガネが便器内に落ちて焦った経験がある人は少なくないと思います。

あるいは、お子さんが、いたずらでおもちゃを便器内に流すこともあります。

気づいたときに、便器内に落ちた異物を取り除くことが一番大切ですが、気づかず流してしまった場合は、ゴム手袋をした手で直接拾うか、針金ハンガーなどでひっかけて取り出しましょう。

もし、見えない奥にまで入り込んでしまった場合は、無理をせず、プロの修理業者に依頼しましょう。

へんに対処して、さらに奥に入り込んでしまうと、修理がたいへんになります。

一瞬で直らないトイレつまりは業者に修理を依頼しよう！

トイレつまりで困ったときに使える簡単な解消法をご紹介しました。

直ればそれに越したことはないですが、直らない場合も多々あります。

そんな場合は、深追いせず、プロの修理業者に依頼しましょう。

トラブルは放置することはもちろん厳禁ですが、一般の人が対処しようといろいろした結果、トラブルを悪化させてしまって修理代金が高くついたということもよくあることです。

なんどか試した後、改善する気配がない場合は、躊躇せず、修理業者に依頼しましょう。

早く依頼すればするほど、修理も簡単で費用も抑えられます。

おすすめのトイレつまりの修理業者についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ！

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トイレつまりを一瞬で直せる「みんなの生活水道修理センター」に相談！

トイレつまりを、お家にあるもので簡単に直すことができたら助かります。

でも、いくらやっても改善しない場合は、自分で直すことはあきらめて、プロの修理業者に依頼しましょう。

プロの修理業者の中では、年間10,000件以上の対応実績がある「みんなの生活水道修理センター」がおすすめです。

電話1本で最短30分で駆付けますから、困った時には本当に助かります。出張見積もりも無料ですから、まずはお気軽にご相談ください。

トイレつまりなどの修理の基本料金は、3,300円（税込）です。

トラブルを悪化させる前にご依頼ください。

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