トイレつまりはオキシクリーンで解消！酸素系漂白剤の使い方とは

本記事では、しつこいトイレつまりを酸素系漂白剤「オキシクリーン」で解決する方法を紹介します。

オキシクリーンで解消できる可能性があるトイレつまりの種類や作業に必要なもの、つまりを解消させる手順なども詳しくまとめました。

また、オキシクリーンを使用する際の注意点や対応不可なつまりの種類も紹介しています。

トイレつまり解消を業者に依頼する場合の費用相場も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

トイレつまりは酸素系漂白剤「オキシクリーン」で解消

しつこいトイレつまりは、酸素系漂白剤「オキシクリーン」で解消できる可能性があります。

ただし、つまりの原因によっては解消が難しい場合もあるので、以下を参考にしながら試してみてください。

 

オキシクリーンで解消できるトイレつまり

オキシクリーンでは、以下のようなものが原因のトイレつまりを解消できる可能性があります。

 

• トイレットペーパー
• ティッシュ
• 排泄物
• 吐瀉物
• 流せるお掃除シート

 

紙類や排泄物、吐瀉物が原因の場合はオキシクリーンを試しましょう。

基本的にオキシクリーンで解消できるのは、水に溶けるものが原因のトイレつまりとなります。

ただし、トイレットペーパーと同じ紙類でも、生理用品には効果がないケースがほとんどです。おもちゃなどの固形物が原因と考えられる場合は無理をせず、別の方法を試しましょう。

生理用品がつまった場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。

 

準備するもの

オキシクリーンでトイレつまりを解消したい場合は、以下のものを準備しましょう。

 

オキシクリーンを使用する際は、マスクとゴム手袋を用意するのがおすすめです。

また、便器内の水を取り出すためにバケツも用意してください。

バケツはあまり大きすぎると持ちにくいので、持ち運べる程度のものにしましょう。

水を汲みだす用として、使い古しのお玉やコップなどもあると便利です。

効率よく水を出したいときは、灯油などに使う給油ポンプを用意しておいてください。

給油ポンプとバケツがあれば、短時間でサッと水を汲みだせます。

 

オキシクリーンでトイレつまりを解消させる手順

オキシクリーンでトイレつまりを解消させる手順は、以下の通りです。

 

まずは、ゴム手袋とマスクを着用しましょう。

準備が整ったら便器から水をすくい出し、水位を低くします。

つまったままだと水位が高いので、普段の水位よりも少し高いくらいになるまで水を減らしてください。

水位が程よくなったら、オキシクリーンを入れて20～30分ほど放置します。

時間が経ったらレバーを引いて少しずつ水を流し、つまりが解消しているか確認しましょう。

つまりが解消していないものの、解消の傾向がみられる場合は再度同じ手順を繰り返してみてください。

 

オキシクリーンでトイレつまりが解消できる理由

オキシクリーンは、酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤は、タンパク質汚れを分解する力があります。

トイレつまりで多いトイレットペーパーや排泄物は、タンパク質で構成されており、オキシクリーンが汚れを分解してくれる可能性があるのです。

ただし、すべてのタンパク質を完全に分解できるわけではありません。

軽度のトイレつまりであれば解消できる可能性がありますが、何度か繰り返しても解消できないときはプロの業者に依頼するのがおすすめです。

おすすめの業者に記事については、以下の記事で紹介しています。

 

オキシクリーンでトイレつまりを解消するメリット

トイレつまりにオキシクリーンを使うメリットとしては、便器内がキレイになる点が挙げられます。

また、嫌なニオイがしないのも嬉しいポイントです。ここでは、それぞれの内容を詳しく解説します。

 

便器内がキレイになる

オキシクリーンでトイレつまりを解消すると、便器内がキレイになります。

数十分、放置している間に排水管の奥まで溶けたオキシクリーンが浸透するので、見えない部分もキレイになるのが大きなメリットです。

流れていく過程で、排水管にこびりついた汚れも効率よく落としてくれます。

つまり解消だけでなく、トイレをキレイにしたいときにもオキシクリーンは有効なアイテムです。

 

嫌なニオイがしない

漂白剤といえば塩素系漂白剤が一般的で、ツンとしたニオイが特徴的です。

しかし、オキシクリーンは酸素系漂白剤なのでニオイがなく、トイレ内に漂白剤特有のニオイが充満しません。

オキシクリーンは爽やかな香りがするので、漂白剤のニオイが苦手な方にも向いています。

「オキシ漬け」という言葉があるように、オキシクリーンは漬け置きにもおすすめです。

衣類や靴を漬けてもニオイが付かないので、手軽に使用できます。

 

トイレつまりでオキシクリーンを使う場合の注意点

オキシクリーンはトイレつまり解消に有効なアイテムですが、使用する際は以下の点に注意する必要があります。

 

事前に便器の素材を確認しておくほか、ゴム手袋とマスクの着用も欠かせません。

また、作業をする際は十分に換気を行いましょう。

ここでは、トイレつまりにオキシクリーンを使う場合の注意点を詳しく解説します。

 

事前に便器の素材を確認しておく

オキシクリーンは、ほとんどのトイレに使用可能です。

ただし、トイレの素材や種類によっては使用が推奨されていない可能性もあります。

素材を傷めたり、傷つけたりするのが不安な場合は、事前に便器の素材を確認しましょう。

オキシクリーンが使えない素材は、以下の通りです。

 

上記のような素材はトイレに使われていないケースがほとんどですが、取り扱い説明書などを確認しながら酸素系漂白剤が使えるかチェックしてみてください。

 

ゴム手袋とマスクを着用する

オキシクリーンで掃除をする際は、必ずゴム手袋とマスクを着用します。

目や口に入ると危険なので、注意しながら作業を進めましょう。

オキシクリーンを便器に入れる際、細かな粉末が空気中に舞うケースも多々あります。

安心して作業を進めるためにも、ゴム手袋とマスクの着用がおすすめです。

 

十分に換気をする

オキシクリーンを使用する場合は、十分な換気を行ってください。

特に、トイレのような狭い場所でオキシクリーンを使うと、気分が悪くなる場合があります。

換気扇をつけておくのはもちろん、窓がある場合は開けておきましょう。

さらに、トイレのドアも開けておき、密室状態にならないようにします。

換気は作業中だけでなく、作業が終わった後もしばらく行い続けてください。

 

目や口に入らないようにする

オキシクリーは酸素系漂白剤で、目や口に入ると非常に危険です。

取り扱いの際は十分注意し、目や口に入らないようにしてください。

万が一、目に入った場合は流水で15分以上しっかりと洗い流し、眼科医に相談しましょう。

口に入った場合は無理に吐かず、水を飲むなどしてから病院を受診します。

どちらの場合も異常がなくても自己判断はせず、病院に相談するのがおすすめです。

 

手で直接触れない

目や口に入らないように気を付けるのはもちろん、手で直接触れないことも重要なポイントです。

オキシクリーンは比較的強い洗剤なので、手で触れると肌荒れなどのトラブルを引き起こす可能性があります。使用の際は、付属のスプーンですくってください。

また、手で触れてしまった場合は、十分な量の流水で洗い流します。

オキシクリーンがついた手で目や口を触るのも危険なので、十分注意しながら使用しましょう。

 

長時間放置しない

長時間放置すると、便器が変色する可能性があります。

放置する時間は20～30分程度で十分なので、つまりが酷いからと言って長時間放置しないように注意しましょう。

つまりが酷いときは放置する時間を伸ばすのではなく、2～3回作業を繰り返すのがおすすめです。

ただし、解消の兆候が見られないときは、早めに業者に相談してください。

オキシクリーンで解消できないときは、原因が別にある可能性もあります。

 

オキシクリーンで解消できないトイレつまりの原因

オキシクリーンはトイレつまりに有効な洗剤ですが、すべてのつまりが解消できるわけではありません。

オキシクリーンで解消できないトイレつまりの原因は、以下の通りです。

 

以上のようなものによるつまりは、オキシクリーンでは解消できません。

場合によっては、つまりの原因が奥にいったり、配管を傷めたりと悪化させる危険もあります。

特に、固形物によるつまりは解消できない可能性が高いため、無理にオキシクリーンを使おうとせず、早めに業者に相談しましょう。

オキシクリーンが有効なつまりであっても、酷いつまりを起こしていると効果が得られないときがあります。

そのような場合も、業者に相談するのがおすすめです。

 

自力で解決できないときは業者への相談がおすすめ

トイレつまりが自力で解決できないときは、業者への相談がおすすめです。

業者に依頼すれば、スムーズにトイレつまりを解消してくれます。

ここでは、業者へ依頼するメリットと共に、費用相場を見ていきましょう。

 

業者へ依頼するメリット

オキシクリーンで解消できないトイレつまりを業者に依頼するメリットは、以下の通りです。

 

• 迅速かつ確実に解決できる
• 時間と労力を節約できる
• 再発防止につながる
• 失敗や悪化のリスクがない
• 各種保証がある

 

業者に依頼すれば、迅速かつ確実に解決できます。

水道修理業者は水回りのプロなので、原因をしっかりと突き止めた上で対処してくれるため、短時間でサッとトイレつまりを解消可能です。

トイレは使えない時間が長いと困るので、迅速に解決してくれるのは大きなメリットと言えます。

また、再発を防止するためのアドバイスをしてくれたり、各種保証があったりするのも嬉しいポイントです。

万が一、すぐに同じトラブルが起きた場合には、無償で対応してくれるところもあります。

無理に自分で解決しようとすると悪化するケースもありますが、業者に依頼すれば失敗や悪化のリスクもありません。

修理業者を選ぶ際は、出張見積もりを無料で行ってくれるところを選びましょう。

 

トイレつまりを依頼した場合の費用相場

トイレつまりを依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。

トイレつまり修理内容	作業代相場
軽度のトイレつまり解消作業	5,000円～
専用器具を使ったトイレつまり解消作業	7,000円～
便器を取り外したトイレつまり解消作業	10,000円～30,000円
配管の清掃作業	7,000円～15,000円

軽度なトイレつまりであれば、5,000円程度と安価な費用で依頼できます。

専用器具を使ったり、配管の清掃が必要になったりする場合は、費用がやや高額になる傾向です。

費用について詳しく知りたい場合は、詳しい見積もりを無料で出してくれる業者を選びましょう。

水道修理業者によっては、深夜早朝の割増料金やキャンセル料を取られる場合があります。

公式サイトなどをチェックした上で、自分が信頼できる業者に依頼してください。

 

オキシクリーンで解決できないトイレつまりは「みんなの生活水道修理センター」へ相談

今回は、オキシクリーンを使ったトイレつまり解消法をご紹介しました。

オキシクリーンは、トイレつまりを手軽に解消できる可能性があります。

ただし、使用にはいくつか注意点があり、使い方を間違えると大きなトラブルにつながります。

また、トイレつまりの中にはオキシクリーンで解決できないものもあるため、使用の際は注意が必要です。

「オキシクリーンで解決できない」「原因が分からない」などといった場合は、ぜひ「みんなの生活水道修理センター」にご相談ください。

みんなの生活水道修理センターでは、トイレつまりや水漏れの修理依頼を受け付けています。

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