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賃貸でのトイレ水漏れ!マンション・アパートでの故障時の対処法

賃貸でのトイレ水漏れ!マンション・アパートでの故障時の対処法
2023/07/20
2023/07/25

賃貸マンション・アパートでトイレが水漏れした時、どのように対処すればいいのか、お困りの方にお答えします。

管理会社や大家に連絡するのか、自分で修理を依頼するのかということも、パニくるとわからなくなってしまいがちです。

連絡先や応急措置の方法、水漏れの原因、だれが支払うのかなど、賃貸のトイレ水漏れでわからないことを順番に解説します。

これさえ読めば、賃貸でのトイレ水漏れに対処する方法がわかります!

 

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賃貸のトイレから水漏れ!まずやるべきこと!

賃貸のトイレから水漏れ!まずやるべきこと!

トイレの水漏れは、ある日突然、起こります。

トイレに入ったら、トイレ周りが水でビショビショになっていたら、だれでも慌てます。

トイレは一日に何回も使うものですから、猶予はありません。

気持ちを落ち着けて、すべきことを順序よくこなしていきましょう。

 

応急処置をする

トイレから水漏れした場合、応急処置をすることが大切です。

  1. 止水栓を止める。止水栓は、タンク後ろ側の壁(あるいは床)にあります。マイナスドライバーで時計回り(右回り)に回すと止まります。
  2. 電源コードを抜きます。
  3. 漏れた水を雑巾などで拭きます。

 

賃貸契約書を確認する

トイレ周りの応急処置が済んだら、賃貸契約書を確認しましょう。

賃貸契約書には、部屋の設備に問題が発生した場合の取り決めが書かれています。

修理費用はだれが負担するかなど重要なことが書かれています。

必ず、その取り決めに従って、行動してください。

いくら緊急事態と言えども、取り決めに従わず、勝手な行動をとると修理費用などを負担しなければならなくなる場合もあるので、要注意です。

 

管理会社に連絡する

賃貸契約書を確認したら、管理会社(または大家)に連絡します。

その際に、水漏れの詳しい状況を説明できるように準備しておくといいでしょう。

管理会社では、借主からトラブルの連絡を受けたら、修理業者の手配までやってくれることが多いので、お任せしましょう。

修理業者から連絡があり、修理の日程の調整をします。

 

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賃貸のトイレの水漏れで考えられる原因

賃貸のトイレの水漏れで考えられる理由

賃貸のトイレからの水漏れの場合、部品の緩みやパッキンの劣化などが原因のことが多いです。

ナットの緩みなどの場合、自分でしっかり締め直せば直ります。

ただ、パッキンの劣化などの場合、部品交換になります。

よほど腕に自信がある人以外は、運営会社に連絡して水道修理業者に修理してもらう方が確実です。

 

タンクと給水管の接続部

タンクと給水管の接続部から水漏れが起こっているのは、ナットの緩みかパッキンの劣化が原因です。

ここが原因かどうかは、止水栓を止めればわかります。

止水栓を止めて、水漏れが解消したら、ナットが緩んでいたことが原因です。

もし、止水栓を止めても改善しない場合は、パッキンを交換する必要があります。

パッキンを交換する自信がない場合は、運営会社に連絡して、修理業者に来てもらいましょう。

 

止水栓と給水管の接続部

止水栓と給水管の接続部からの水漏れも、止水栓を止めれば、ここが原因だとわかります。

止水栓を止めて、水漏れが解消すれば、原因は、ナットが緩んでいたことになります。

ナットを締め直して、様子を見ましょう。

止水栓を止めても解消しない場合は、パッキンの交換が必要です。

パッキンの交換は、自分でもできますが、賃貸の場合は、念のために修理業者に依頼した方がいいでしょう。

 

止水栓

止水栓周辺から水漏れが起きているような場合は、止水栓内部の三角パッキンとコマパッキンの劣化が原因と考えられます。

器用な方なら、パッキンの交換もできますが、賃貸の場合は、部品代をだれが出すかなどの問題があります。

管理会社を通して、水道修理業者に修理してもらうほうがいいでしょう。

また、プロでない人が修理した場合、きちんと修理できず、再修理というリスクもあります。プロの手を借りましょう。

 

経年劣化

賃貸のトイレの水漏れが、経年劣化によるものは、管理会社の費用負担になります。

もし、経年劣化が原因の場合、修理業者に原因を明記した書類を作ってもらうといいでしょう。

ただ、ちょっとした水漏れだからといって、放置しておくのは厳禁です。

経年劣化が原因の場合でも、放置による水漏れの悪化の場合は、借主の責任も問われる場合もあります。

ちょっとした水漏れでも、気づいた時点で、必ず管理会社に連絡することが大切です。

 

単なる結露の場合も

トイレの床が濡れているので、水漏れかと思ったけれど、原因の場所が分からない場合があります。

そのような場合、水漏れではなく、結露が原因ということも考えられます。

特に、窓のないトイレなどでは、トイレと隣の部屋の温度差や、タンク内の水温とトイレ内の気温の差によって結露が起こります。

結露でも床が水浸しになることがあります。

トイレ内の換気を十分に行って、様子を見ましょう。

 

トイレの水漏れの原因と対処法について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

 

賃貸のトイレの水漏れ修理費用はだれが支払う?

賃貸のトイレの水漏れ修理費用はだれが支払う?

民法では、賃貸のトイレの水漏れは、貸主に修理義務があると定めています。

少しむずかしい条文になりますが、以下の通り規定されています。

 

賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。
ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない。

引用元:民法606条

つまり、基本的には、貸主に修理の責任がありますが、修理の原因を借主が作った場合は、借主に修理義務があります。

 

貸主の場合

賃貸契約書を確認したら、賃貸のトイレの修理は、貸主に修理義務があると明記されている場合、貸主、多くの場合、管理会社に連絡を取ります。

管理会社が対処法を教え、または修理業者を手配してくれます。

ただ、、トイレの水漏れという緊急事態にもかかわらず、迅速に対応してもらえない時は、借主が修理業者に依頼し、修理をしても、貸主は代金を払う必要があります。

民法608条で規定されています。

その場合、必ず、領収書をもらうことが大切です。

管理会社に連絡せず、借主が勝手に業者に依頼すると、修理料金が支払われない場合もあります。

 

借主の場合

民法606条にも規定されているように、水漏れの原因が借主にある場合は、借主が修理費用を払う必要があります。

例えば、トイレを故意に分解したり、壊したりした場合は、トラブルの原因は、借主にあると考えられます。

ほかに、賃貸契約書の特約がある場合は、借主が修理費用を支払わなければなりません。

賃貸契約書をしっかり確認しましょう。

賃貸契約を結ぶ際に、特約の有無などをきちんと確認しておかないと、トラブル時に慌てることになります。

 

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賃貸のトイレの水漏れで問題になる点

賃貸のトイレの水漏れで問題になる点

トイレの水漏れ、特に賃貸のトイレの水漏れでは、トイレが水浸しになって、トイレの使用に支障をきたす以外にも、さまざまな問題をはらんでいます。

一つ一つの問題に適切に対処し、トラブルが悪化、拡大しないようにする必要があります。

 

他の入居者に被害が拡大する

賃貸でのトイレの水漏れは、他の入居者に被害が拡大しないようにすることが大切です。

特に、階上で水漏れが起きた場合、階下の入居者宅に水が漏れないように、早めに確実に修理する必要があります。

階下に水漏れすると、階下の入居者の家具などに被害が及ぶことがあります。

そうなると、損害賠償を請求されるかもしれません。

入居時に契約した火災保険に特約として、個人賠償保険が付いていることが多いですが、万一のため、確認しておきましょう。

 

管理会社が修理してくれない・対応が遅い

トイレの水漏れは、当事者にとっては一刻を争う緊急事態です。

管理会社に連絡をとっても、迅速に対応してくれない場合があります。

管理会社の休みなどと重なって連絡が取れない場合もあります。

そんな場合は、前章でもご説明したように、借主が修理業者に依頼して、修理してもらうことも可能です。

その場合は、修理費用は、貸主が支払わなければなりません。

ただ、管理会社に連絡することなく、勝手に水道修理業者に依頼してはいけません。

管理会社に連絡したけれど、対応が遅いなどという理由が必要です。

 

水道料金が高額になった

目立たないところで水漏れが続いていて、気づいたときには、水道料金が高額になってしまったということがあります。

水漏れによって水道料金が高額になった場合、水道局に減免を申請すれば、水道料金を減免してもらえる場合もあります。

減免の申請には、水道修理業者による修理報告書が必要です。

 

修理費用が借主負担となった

賃貸のトイレの水漏れの修理代金は、基本的には、貸主が負担することと民法で規定されています。

同じ民法の中で、借主に水漏れの原因となる行為がある場合は、借主が支払わなければなりません。

例えば、便器を分解しようとした、熱湯を注いで便器にヒビが入った、大きな力をかけたため、便器が割れたなどの場合です。

このような故意の行いの結果、水漏れが生じた場合は、修理費用負担を逃れることはできません。

修理費用を出すのが嫌で放置しておくと、階下の入居者への弁償など費用負担が増えるので要注意です。

また、賃貸契約書に「修理費用は借主が支払う」旨の特約がある場合も、借主が支払わなければなりません。

入居する前ににしっかり確認しておくことが大切です。

 

賃貸で自分で水道修理業者に依頼するときの注意点

管理会社の対応が遅かったり、修理してくれなかったりする場合、自分で修理業者に依頼することも可能です。

ただ、守らなければならないポイントがあります。

 

  • 管理会社に連絡を取ること:取ったけれど、対応してくれないというポイントが大切。勝手に管理会社を飛ばして依頼してはいけません。
  • 借主が依頼した場合、いったん、借主が修理代金を支払います。修理代金は、管理会社が支払わなければなりませんが、領収書が必要です。

 

賃貸でのトイレの水漏れに困ったら「みんなの生活水道修理センター」が安心!

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賃貸の入居者の場合、トイレに水漏れが起こった時、基本的には管理会社に連絡を取り、管理会社の対応を待ちます。

【個人で修理会社に依頼する場合】

管理会社の対応が遅い場合、借主が修理業者に依頼することも可能です。

そんな場合、おすすめの業者は、「みんなの生活水道修理センター」です。

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FAQ 賃貸のトイレの水漏れについて

  • Qアパートのトイレから水漏れ。誰がどこに連絡すべきですか?

    借主のあなたが、まず管理会社に連絡しましょう。
    基本的には、管理会社が対処法を教えてくれたり、業者の手配をしてくれます。

  • Q水漏れに気づかず、長い間放置していたため、水道料金が高額になりました。どうすればいいですか

    お住いの自治体の水道局に連絡し、水道料金の軽減を申請しましょう。
    その際には、修理報告書が必要です。

  • Q管理会社に連絡してもすぐに対応してくれません。どうすればいいですか?

    賃貸契約書を確認の上、借主さんで修理業者に依頼しましょう。
    修理代金は、いったん借主さん立替払いしますが、管理会社が支払ってくれます。領収書は必ずもらっておきましょう。

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