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トイレの便座が割れたときの応急処置と交換方法!DIYで交換可能な便座も紹介

トイレの便座が割れたときの応急処置と交換方法!DIYで交換可能な便座も紹介
2024/01/23

本記事では、トイレの便座が割れる原因や割れたときの対策などを詳しく解説します。

長年トイレを使用していると経年劣化や、上げていた便座を勢いよく下ろすと、割れることは珍しくありません。

便座の割れ方や程度にもよりますが、放置していると破損が酷くなりケガをすることも。

そこで、便座が割れたときの応急処置や交換方法を詳しく解説します。

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トイレの便座が割れた!6つの原因

トイレの便座が割れた6つの原因
トイレの便座が割れたときは思わぬトラブルとなり、便座が割れる原因として次の6つが考えられます。
  • 寿命による経年劣化
  • 想定以上の体重を便座にかけた
  • 便座の上に乗った
  • 便座の上に重たいものを落とした
  • 便座の材質にも関係する
  • 製品不良や取り付けミス

 

以上の原因をそれぞれ詳しく解説します。

トイレの便座の寿命による経年劣化

トイレの便座にも寿命があり便器本体は約15年が目安ですが、便座の寿命は7~10年が目安とされています。

とはいっても、10年以上便座を交換しないで利用している家庭が多いのも事実。

そのため、10年以上経過したトイレでは経年劣化によって、普通にトイレ利用した際に急に便座が割れることも珍しくありません。

 

想定以上の体重を便座にかけた

トイレの便座の耐久重量は多くが約100kgとされていますが、中には150kgまで耐えられる便座もあるようです。

この情報を伝えると「100kg以上の巨漢の人やプロレスラー、力士はトイレは使えないのか?」との意見もありますが、そうではありません。

力士やプロレスラー、100kg以上の巨漢の家族がいるトイレは、体重に耐える便座が用意でき、福祉用具には耐荷重が300kgにもなる便座もあります。

一般の方が利用する普通の便座なら耐荷重は約100kgですが、体重70kg程度の方が「ドスン」と勢いよく便座に座れば、そのときの荷重は100kgを余裕で超えるため、新品でも割れてしまうでしょう。

長年使っている便座ならなおさら割れやすくなるため、勢いよく体重をかけると簡単に割れてしまいます

 

便座の上に乗った

トイレの天井の電球を交換したり天井のクロスの剥がれを直したりする際に、トイレのフタを開けて便座に乗ることで便座を割ってしまいます。

作業のために便座に乗る訳ですから、つま先やかかとなど1点に体重がかかることが多く、耐荷重を超えてしまい便座が割れてしまうのです。

また、便座でなく便器に乗ることも滑ってしまうため危険です。

トイレの天井などの作業をするなら、脚立や椅子などを使うことをおすすめします。

 

便座の上に重たいものを落とした

トイレの中に重たいものを持ち込むことはほとんどありませんが、トイレ洗浄用のスプレーボトルやトイレの中に飾る花瓶などを便座に落とすことがあります。

また、スマートフォンでも立った状態で便座に落としてしまった際に、運悪く角が当たるとひび割れしてしまいます。

これら以外でも、重量のあるとがった物を落とすと割れる原因となるため注意が必要です。

 

割れた便座の材質にも関係している

トイレの便座が割れるには、材質が関係しているケースもあります。

最近のTOTOやLIXILなど各メーカーのトイレ便座の多くは、ウォシュレットであり樹脂製です。

しかし、普通便座で古いタイプのトイレの便座はプラスチック製もあり、ひび割れしやすい材質が使わてれいます。

お手入れが行き届入れいないプラスチック製の便座は劣化するスピードも早く、普段からの丁寧なお手入れが重要です。

また、ウォシュレットであっても掃除を怠れば劣化スピードは早まるため、定期的に丁寧な掃除が必要です。

 

製品不良や取り付けミスにて割れることもある

トイレの便座が割れる原因は、経年劣化や利用者のミスばかりとは限りません。

製品自体に欠陥があった場合や、トイレの取り付け時にミスをしていれば普通に利用しているだけで便器が割れることもあり得ます。

トイレを設置して比較的新しい期間内に通常利用にて便器が割れたなら、製品不良や取り付けのミスを疑いましょう。

 

便座を割ってしまうやりがちな行動

便座を割ってしまうやりがちな行動

便座を割ってしまうやりがちな行動は男性に多く、洋式トイレで座らずに便座を上げて立ったまま用を足す方です。

最近では座って用を足す男性が多くなりましたが、まだまだ立ったまま用を足す男性も存在します。

 

便座を勢いよく下ろして割ってしまう結果になる

実際にトイレ掃除は圧倒的に女性が行うことが多く、ひとり暮らしの男性でなければ掃除する女性からは「汚れるから座って用を足して!」と、常に注意されているでしょう。

それでも、立ったまま用を足すと素早くトイレから出ようとする意識が働き、勢いよくフタと便座を下ろす方も少なくないはず。

その結果、フタより重たい便座が便器に叩きつけられて、割れてしまう結果を招きます。

便座を割らないことやトイレを汚さないためにも、男性も座って用を足すことをおすすめします。

 

トイレの便座が割れたときの応急処置

トイレの便座が割れたときの応急処置

トイレの便座が割れたときの応急処置は、布製のガムテープが有効です。

ひび割れ程度なら、瞬間接着剤で直るとイメージしますが接着剤は効果がありません。

その理由は、トイレの便器は毎日複数回使うため、接着した以外の場所にひび割れが広がり破損個所が拡大するからです。

 

布製のガムテープ+便座カバーを使用

万が一トイレの便座が割れたなら、布製のガムテープを2重・3重に便座をぐるりと巻くように処置します。

ガムテープを厚めに便器を巻くことで、ある程度の補強が可能となります。

当然ながらトイレ使用時にはその上に座ることとなるため、ザラザラとした感触や多少の凸凹に悩まされる方もいるでしょう。

そのような場合は、便座カバーを利用すれば感触の問題は解決します。

ただし、ガムテープの処置は根本的な解決でなく、あくまでも応急処置なため早急に新品と交換しなければいけません。

 

ウォシュレットや暖房便座はコンセントを抜く

普通便座なら問題ありませんが、便座がウォシュレットや暖房便座の場合は、漏電による火災や利用時の感電を防ぐためにコンセントを抜いておく必要があります。

冬場はせっかくの暖房機能が使えないため、冷たい便座利用になってしまうでしょう。

その際も便座カバーをすれば冷たさは軽減できますが、やはり早急な交換が必要です。

 

DIYで可能な割れた便座の交換方法

DIYで可能な割れた便座の交換方法

便座が割れたなら先のガムテープによる応急処置を施してから、早急に新しい便座に交換しないといけません。

その際に、専門業者に依頼せずセルフによるDIYにて便座交換したいと考える方も多いはず。

ここではそのような方のために、DIYで可能な割れた便座の交換方法を紹介します。

 

割れた普通便座から新品の普通便座への交換方法

割れた普通便座から新品の普通便座への交換はDIYで可能です。

ただし、狭いトイレスペースでの作業となるため、スパナやレンチなど工具を使い慣れていることが条件といえるでしょう。

工具を使い慣れていないと、便座の下にもぐっての作業となるため、硬い金属製のスパナやレンチで便器を破損する可能性が高くなります。

工具の扱いに慣れているなら、次の方法で割れた便座交換が可能です。

 

  1. 便器の裏側から便器と便座を結合しているナットをスパナやレンチで外す
  2. ナットを外してパッキンなどの部品も全て外す
  3. 便座とフタを一緒に持ち上げて便器から外す
  4. 便器の穴に新しい便座の取り付け金具を取り付ける
  5. 新しい便座とフタを上からはめ込む
  6. 便器の裏からパッキンをはめて、スパナやレンチでしっかりナットを締める

 

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割れた便座が暖房便座やウォシュレットの場合

割れた便座が暖房便座やウォシュレットの場合は、少し厄介です。

同じ機種が存在するなら購入が簡単で、説明書どおりに作業すればDIYが得意な方なら交換は可能でしょう。

しかし、10年程度経過しているトイレなら、同じ型番の暖房便座やウォシュレットは、廃番になっている可能性が高くなります。

そのため、どの機種が互換性のある機種なのかを調査しないといけません。

これが意外に面倒で時間がかかりますし、万が一互換性のない機種の便座を購入すると、高額な便座購入費用が無駄になります。

このようなことから、割れた便座が暖房便座やウォシュレットなら、専門の水道修理業者に交換を依頼した方が賢明です。

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トイレの便座が割れたときの保険と補償について

トイレの便座が割れたときの保険と補償について

トイレの便座が割れてしまったら、どのような保険や補償が受けられるのでしょう。

便座が割れたときに火災保険で補償されたり、製品保証にて無料修理できるならぜひ利用したいはず。

ここでは、それぞれのケースについて詳しく解説します。

 

トイレの便座が割れたときの火災保険の適用範囲と手続き

火災保険とは、火災や盗難などの災害や事故によって自宅や家財が損害を受けた場合に、保険金を支払ってくれる保険です。

火災保険にはさまざまなプランがありますが、一般的にはトイレの便座が割れた場合は、以下の条件を満たせば修理費が補償されます。

 

  • 家財保険にも加入している
  • 便座が割れた原因が経年劣化でなく火災や落雷、地震などの自然災害や人為的な事故であること
  • 便座が割れた時点で、便座の使用年数が10年以内であること(経年劣化と判断されるため)

 

上記の内、自然災害でなくても人為的な事故で便座が割れたなら基本的に火災保険が適用されます。

火災保険を利用するには次の手続きを行ないます。

 

  • 便座が割れたら、すぐに保険会社に連絡する
  • 保険会社から指示された書類を記入し、必要な証拠(写真や見積書など)を添付して連絡する
  • 修理業者に依頼して、便座の交換や修理を行う
  • 保険会社から保険金の支払いを受ける

 

火災保険の適用範囲や手続きは、契約内容や保険会社によって異なります。

しかし多くの場合、上記のように保険会社に連絡して修理を行った上で、修理後に保険金を受け取ることが可能です。

10年以内のトイレなら便座が割れた時点で、加入している保険会社に相談するとよいでしょう。

 

便座の製品保証の適用範囲と手続き

製品保証とはトイレ製品に欠陥があった場合、無料で修理や交換を行うサービスです。

一般的にトイレの便座が割れた場合は、以下の条件を満たせば製品保証で無料修理できます。

 

  • 便座が割れた原因が、製品自体の欠陥であること
  • 便座が割れた時点で、製品保証期間内であること
  • 製品保証書や購入証明書などの必要書類を持っていること

 

これらの条件を満たしている場合は製品保証が適用されるため、以下の手続きを行います。

  • 便座が割れたら、すぐに製品のメーカーや販売店に連絡する
  • 製品保証書や購入証明書などの必要書類を提示する
  • メーカーや販売店から専門スタッフが訪問し修理を行う

 

製品保証の適用範囲や手続きは、製品やメーカー、販売店によって異なるため、保証期間内であれば各メーカーのお客さまサポートへ連絡しましょう。

 

トイレの便座が割れたときの修理費用と賃貸物件での責任

トイレの便座が割れたときの修理費用と賃貸物件での責任

トイレの便座が割れてしまうと、交換時に費用が発生します。

普通便座なら、便座を自分で購入してDIYにて交換が可能です。

その際に必要な費用は普通便座の購入費のみであり、約5,000円~7,000円で済みます。

しかし、暖房便座やウォシュレットなどは、型番の検索や複雑な修理が必要なため専門業者に依頼しますが、気になるのは交換費用でしょう。

また、賃貸物件で便座が割れた際にはどうすればよいか分からない方もいるはず。

ここでは、専門業者に依頼した際の便座交換費用と、賃貸物件で便座が割れたときの対処法を解説します。

 

割れた便座修理を専門業者に依頼する際の費用と選び方

割れた便座の修理を専門業者に依頼する場合は、便座の購入費用に加えて工事費が必要であり、中には出張費などその他諸経費が必要な業者もあります。

購入費や工事費は業者によって異なりますが、一般的には次のような費用が必要です。

便座種類 各費用
暖房便座 ・購入費:約7,000円~40,000円
・工事費:約8,000円~20,000円
ウォシュレット ・購入費:約15,000円~200,000万円
・工事費:約15,000円~30,000円

 

専門の水道修理業者に依頼すれば、便座本体の費用も工事セット価格で割安になることもあります。

また、確実に交換できるため安心して利用できるメリットは大きいでしょう。

専門の水道修理業者を選ぶ際の注意点は、相見積もりを事前に取って比較することと、口コミや評判を確認することです。

 

賃貸物件の場合の費用と責任

賃貸物件の場合は、便座が割れた原因によって費用や責任が変わります。

便座が割れた原因が普通でない使用方法や不注意によるものであれば、自分で交換するか業者に依頼するかを選ぶことになり、その場合は全額自己負担です。

一方で便座が割れた原因が経年劣化や設備不良によるものであれば、大家さんや管理会社に連絡して対応してもらえ、全額大家さんや管理会社の負担となります。

賃貸物件の場合の注意点は、自己都合で便座を交換した後は元の状態に戻す必要があることと、交換前に大家さんや管理会社に相談して了承を得ることです。

いずれにしても、トイレの便座が割れたときは、必ず大家さんか管理会社に連絡しましょう。

 

便座が割れた際の交換はみんなの生活水道修理センターにお任せ!

トイレの便座が割れたなら便座の交換は「みんなの生活水道修理センター」にお任せください。

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FAQ トイレの便座が割れたときによくある質問

  • Q便座がひび割れても使用できますか?

    普通便座がひび割れした場合は、ガムテープを2重・3重と便座に巻いて補修すれば、当分の間は使用可能です。
    ただし完全に割れた場合は、交換するしかありません。
    また、ひび割れした状態をガムテープで補修しても、放置すると破損範囲が広がり完全に割れてしまうでしょう。
    暖房便座やウォシュレットがひび割れしたなら、漏電や感電の危険性が伴うため早急な交換が必要です。

  • Q便座が割れたらどこに相談すればよいのでしょう?

    便座が割れてしまったらメーカーもしくは、水道修理業者に相談します。
    ウォシュレットは電化製品のため家電量販店でも販売はしていますが、工事は別途必要なケースが多いです。

    水道修理業者なら便座本体の購入と工事の両方が可能なので、便座交換がスムーズです。
    業者に依頼する際は相見積もりを取って、適正価格の業者に依頼しましょう。

  • Q賃貸住宅で便座が割れたら自己負担になりますか?

    賃貸住宅にてトイレの便座が割れたなら、まずは大家さんか管理会社に連絡します。
    居住者に過失がなく経年劣化で割れたなら、大家さんもしくは管理会社が無料で修理してくれます。

    居住者が物を落としたり普通でない利用をしたりして割れたなら、自己負担が発生します。
    いずれにしても賃貸住宅の場合は勝手に修理しないで、大家さんか管理会社への連絡が最優先です。

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