トイレつまりが直らないときのすっぽん以外の対処法！業者に頼む基準

この記事では、トイレつまりが直らないときの対処法について解説します。

すっぽんと呼ばれるラバーカップを用いても直らない場合、ラバーカップが自宅にない場合の対処方法も併せて紹介します。無理に直そうとすると、状況が悪化したり便器が破損したりする恐れもあるため、ケースによっては水道修理業者に依頼したほうがよいこともあります。

業者選びのポイントや費用相場も解説するため、ぜひ参考にしてください。

トイレつまりが直らない場合の対処法

トイレつまりが直らない場合の主な対処方法は、次のとおりです。

• 時間を置いて再度試してみる
• 水やお湯を流してみる
• 形が異なるラバーカップを使ってみる
• すっぽん以外の道具を使ってみる
• 業者に頼む

それぞれの方法について、詳しく解説します。

時間を置いて再度試してみる

トイレットペーパーなどの水に溶けるものが原因のトイレつまりであれば、時間を置くことが有効な場合があります。

時間が経つとペーパーが水に溶け、流れやすくなります。水位が徐々に減少している場合などは、一旦放置してから再び試してみてください。

なお、スマートフォンやおもちゃなどの固形物を誤って落とした場合、この方法は有効ではありません。業者を呼ぶなどして、対応を依頼してください。

水やお湯を流してみる

時間を置いてもなかなか状況が改善されない場合は、便器内に水やお湯を流しましょう。

水位が上がっていたら、バケツなどを用いて水を汲み取ります。水位が高い状態で水やお湯を流しても効果が薄いほか、便器から水が溢れる可能性があります。

水を汲み取ってから、便器のボウル面中心をめがけ、水やお湯を一気に流します。熱湯を用いると便器が破損する恐れがあるため、お湯は40℃〜60℃を目安に温度調整をしてください。

水よりもお湯の方がペーパーが溶けやすいため、効果的な場合もあります。

形が異なるラバーカップを使ってみる

ラバーカップには種類があり、トイレの形状によって適したものが異なります。

底が平らで、お椀型のものは和式用です。一方で洋式用のラバーカップは、カップの底に出っ張りがあります。

自宅のトイレに適さないラバーカップの場合、効果的につまりを解消できないことがあるため注意しましょう。形が異なるラバーカップを使うと解消できることもあるので、試してみる価値ありです。

すっぽん以外の道具を使ってみる

ラバーカップ（すっぽん）で解決しない場合、他の道具を使ってみる方法もあります。

道具がない場合は、ゴム手袋とビニール袋のみで対処する方法もあります。詳しい方法については次の見出しで紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

業者に頼む

さまざまな方法を試してもトイレつまりが解消されない場合、自身で対処しきれない場合は、業者に依頼してみてください。

無理にトイレつまりを解消しようとすると、状況が悪化したり便器が破損したりする恐れもあります。そのため、原因がわからない場合などは自身で解決しようとせず、業者に依頼しましょう。

さらに状況が悪化した場合、余計なコストがかかるリスクもあります。費用をかけずに修理したい場合、最初から業者に頼むとよいでしょう。

直らないときのすっぽん以外の道具でのトイレつまり解消法

すっぽん以外でのトイレつまりの対処方法は、主に次のとおりです。

• ワイヤーブラシを使う
• ペットボトルを使う
• ビニール袋と手袋を使う

それぞれの解消法について、具体的に解説します。

ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシもラバーカップと同様に、トイレつまりによく用いられる道具です。

便器の奥までワイヤーブラシを伸ばし、つまりに引っ掛かったらワイヤーを前後させて取り除きます。使い捨てカイロやオムツ、スマートフォンなど、水で溶けない固形物を誤って便器に落としてしまった場合にも有効です。

無理に押し込むと便器に傷をつけるリスクがあるため、注意しながら作業を進めてください。

ペットボトルを使う

ラバーカップなどの道具がない場合は、ペットボトルを用いてすっぽんのように使う方法もあります。まずはペットボトルの下側を切り、便器内の水が溜まっている部分に差し込みます。

切った面は尖りやすく、ケガや便器の破損の恐れがあるため、取り扱いに注意しましょう。ペットボトルの口を塞ぎながら、便器の中で押したり引いたりしてください。

ビニール袋と手袋を使う

ラバーカップもペットボトルもない場合は、ビニール袋と手袋を用意しましょう。

まずはゴム手袋をはめ、拳にした手をビニール袋に入れます。ビニール袋で覆った手を便器の中で押したり引いたりする動作を、数回繰り返してみてください。

ラップを使う

ラップを用いて、トイレつまりを解消する方法もあります。

まずは、便器全体を覆うようにラップを被せます。ラップを何重かにして便器に巻くと、ピッタリと隙間なく貼り付けられます。ラップで便座を覆った状態で、水を何度か流します。

ラップを両手でおさえながらトイレの水を流すと、より効果的です。

トイレつまりで業者に頼んだほうがよいケース

トイレつまりで業者に頼んだよいケースは、次のとおりです。

• さまざまな方法を試しても直らない場合
• トイレつまりが悪化した場合
• トイレから異音がする場合

それぞれのケースについて、詳しく解説します。

さまざまな方法を試しても直らない場合

水やお湯を流したり、ラバーカップやワイヤーブラシを用いたりしても直らない場合は、水道修理業者に依頼しましょう。

さまざまな方法を試しても直らない場合、便器の取り外しなどの作業が必要になることが多いです。また、無理をして自分で解決しようとすると、さらに状況が悪化する恐れもあります。

対処法を試しても直らない場合、他にできることがない場合は、速やかに水道業者に依頼してください。

トイレつまりが悪化した場合

自身で対処を試みて、トイレつまりが悪化した場合はすぐに水道修理業者に連絡してください。

トイレつまりが悪化した状態で使用を続けると、便器内の水位がおかしくなったり、水漏れにつながったりする可能性が高まり危険です。トイレつまりが悪化すると、汚水が逆流するなどの深刻なトラブルにつながる恐れもあるため、十分注意してください。

水が止まらなくなるなどの急を要する事態になる前に、水道修理業者に依頼しましょう。

トイレから異音がする場合

トイレの水を流す際に、便器内や配管からゴボゴボと音がする場合があります。

排水時に空気を共に取り込んだ場合は、このような音が鳴るケースも考えられます。通常は問題ありませんが、トイレつまりが起きてから音がするようになった場合は要注意です。

水の流れが悪い場合は、配管がつまっている可能性が高いでしょう。普段はしない異音が発生した場合、異物のつまりや故障のサインかもしれません。原因不明な場合、水道業者に調査や修理を依頼しましょう。

業者を選ぶ際のポイント

トイレつまりの修理を依頼する業者選びのポイントは、主に次のとおりです。

• 即日対応できる業者を選ぶ
• 料金が明瞭な業者を選ぶ
• 実績や経験が豊富な業者を選ぶ
• アフターフォローを行っている業者を選ぶ

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

即日対応できる業者を選ぶ

トイレがつまったまま使用を続けていると、汚水が逆流するなどの深刻なトラブルが起こることもあります。

急を要するトラブルにも対応を依頼できるよう、即日対応可能な業者を選びましょう。対応までに時間がかかる業者を選ぶと、トイレが直るまで使えなかったり、水漏れが起きて水道代が上がったりする恐れがあります。

トラブルの内容を伝え、すぐに対応してもらえる業者を選んでください。

料金が明瞭な業者を選ぶ

多くの水道修理業者は、作業に入る前に必要な作業を説明し、料金を明示します。修理前の説明や料金の提示が十分な水道業者は、信頼して作業を任せられるでしょう。

一方で説明なしに作業に入ったり、料金が明確でなかったりする水道修理業者には要注意です。事前にホームページなどを確認し、料金がわかりやすい業者を選ぶとよいでしょう。

実績や経験が豊富な業者を選ぶ

修理件数などの実績や経験が豊富な水道修理業者は、スムーズにトラブルに対応してくれます。そのため公式サイトなどをチェックし、実績や相談件数が多い水道修理業者を選ぶとよいでしょう。

実績が豊富な水道修理業者は、作業や工事もスピーディーで安心です。併せて口コミもチェックすると、業者の作業の様子や評判がわかります。

アフターフォローを行っている業者を選ぶ

修理ごのアフターフォロー体制が整っている水道修理業者は、安心して依頼できます。

万が一修理後に同じようなトラブルが発生した場合、追加料金なしで再び確認を依頼できるなど、手厚いサポート体制が整った業者を選びましょう。その場の修理だけでなく、新たなトラブルの予防をしてくれる水道修理業者は信頼できます。

修理を依頼する前にアフターフォローについても確認し、安心して依頼できる業者を選びましょう。

トイレつまりの修理を業者に頼む際の料金相場

トイレつまりの修理を業者に頼む際の料金相場は、次のとおりです。

トイレつまり修理内容	作業代相場
軽度のトイレつまり解消作業	5,000円～
専用器具を使ったトイレつまり解消作業	7,000円～
便器を取り外したトイレつまり解消作業	10,000円～30,000円
配管の清掃作業	7,000円～15,000円

トイレつまりの程度により、作業料金が異なります。

トイレつまりが悪化した場合や、自身で対処しようとして状況が深刻化した場合、さらなる料金が発生することがあります。そのため、なるべくすぐに水道修理業者に依頼し、軽度のうちに修理を依頼できるとベストです。

また、定期的に配管の清掃を依頼することもおすすめです。定期的に清掃すると、汚れがこびりつきにくくなります。

料金は水道修理業者により異なるため、適正な相場の業者から選びましょう。

トイレつまりが直らないなら「みんなの生活水道修理センター」へ

この記事では、トイレつまりが直らない場合の対処方法について解説しました。

ラバーカップで直らないトイレつまりは、時間を置いて再び水を流したり、ワイヤーブラシなど他の道具を用いたりして対処する方法があります。

しかし無理につまりを解消しようとすると、状況が深刻化する恐れもあります。

すっぽんで解消できないトイレつまりは、「みんなの生活水道修理センター」へご相談ください。

見積もりや相談は完全無料であり、原因調査から問題解決まですべて対応可能です。

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