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トイレの流れる水の量が少ない!その原因と対処法を解説
本記事では、トイレの「流れる水の量が少ない」「水位が低い」ときの原因と対処法を紹介します。
水の量が少ないときは、便器や排水管など、原因・場所に応じた対処をすることが重要です。今すぐにできる対処法をお伝えするので、参考にしてください。
タンクレストイレの流れる水が少ないときの原因・対処法もお伝えします。

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トイレの水の量が少ないときにまず確認すること
トイレの水の量が少ないときは、まず以下の3つを確認しましょう。
どのように確かめるのか、場所や確認方法を以下で紹介します。
止水栓が開いているか確認
トイレの止水栓が閉まっていると、給水管から水が流れず、便器内の水量が少なくなります。
トイレの止水栓は床または壁に設置されているので、確認してみてください。
掃除など、何らかの作業で閉めたままになっていれば、反時計回り(左回り)で開けましょう。ハンドルタイプは手で回せますが、外ネジタイプ・内ネジタイプはマイナスドライバーが必要です。
タンク内の水量が減っていないか確認
タンク内の水量が少ないときも、流れる水の量が減ります。
タンクのフタを開けると、「オーバーフロー管」と呼ばれる部品があります。「WL」の文字と線が書かれていれば、線より水位が低いと、タンク内の水量が少ない状態です。
もしWLが見当たらないときは、オーバーフロー管の先端から2〜3cm下に水があれば、水量は適切と判断できます。
タンク内の水量で、どこに問題があるのか切り分けられます。
- タンク内の水量が少ない:タンクが問題
- タンク内の水量が適切:排水側(便器や排水管)が問題
問題が起きている場所によって、対処法が変わります。
どこかで詰まっているか確認
止水栓が開いており、タンク内の水量にも問題がないときは、便器・排水管のどこかで詰まっていると考えられます。
以下の点に心当たりがないか、確認しましょう。
- トイレットペーパーや排泄物を普段よりも多く流した
- 便器に固形物を落とした
- 「トイレに流せる」と記されたものを便器に流した
- 洗面所・台所が詰まっている
上記が原因でトイレが詰まっていると、水の量が少なくなります。
特に心当たりがないときは、バケツなどで水を便器に少し流しましょう。水を流し、「水位が下がる」「流れが悪い」といった症状が見られれば、つまりが原因の可能性が高いといえます。
トイレの流れる水が少ない原因
トイレの流れる水が少ない原因としては、以下のようなものが挙げられます。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
便器のつまり
便器に以下などの異物が詰まってしまうと、水が流れにくくなって水位が低くなります。
- 大量のトイレットペーパーや排泄物
- 紙おむつや生理用品
- ティッシュなどの水に流せる製品
- アクセサリーや文房具などの固形物
最近トイレをリフォームした場合は、古い便器から新しい便器に交換した際に排水口の大きさが変わり、以前は流れていたものでも流れにくくなるケースがあります。
ただし、いずれにしても、トイレに固形物を流すのは危険です。つまらずに流れるからといって、ティッシュや生理用品などをむやみに流すことは避けましょう。「水に流せる」と書かれている製品も詰まりやすいため、流さないでください。
排水管のつまり
排水管に髪の毛・石鹸カス・油汚れなどが溜まってしまうと、排水管がつまって水位が低くなります。トイレでは、髪の毛や油汚れがつまるのは稀ですが、排水管はすべてつながっているため、別の場所からつまりが発生するケースも多々あります。
トイレや洗面所の排水溝は排水マスでつながる仕組みなので、トイレ以外の場所でもつまりに注意しなければなりません。例えば、洗面所で髪の毛や石鹸を流すと排水管がつまります。
誘導サイホン現象
誘導サイホン現象とは、集合住宅などで上の階の人がトイレを流した際に、排水管内の圧力が変化して便器の水位が下がる現象です。特に、古い建物や排水管の設計が悪い建物で起こりやすいとされています。
一戸建てで起こるケースは少なく、集合住宅で多く見られる現象の1つです。多くの場合が一時的なもので、レバーを引いて水を流すことで解決します。時間をおいても水位が低いような場合は、別の原因を疑いましょう。
便器の水漏れ
便器にひび割れや欠けなどの破損があると、そこから水が漏れてしまい、水位が低くなる可能性があります。便器の底部だけでなく、タンクや排水管からも水漏れが発生する可能性があるので注意しましょう。
通常、トイレはタンク内から水が流れることで便器内に水が溜まり、一定量が溜まると水が止まる仕組みです。その後、破損した部分から水が漏れていけば当然、便器内に溜まった水が減ってしまいます。
水位が徐々に下がるような場合は、便器またはタンクから水漏れがないか確認してみてください。
排水管の水漏れは、水道メーターで確認できます。すべての蛇口を閉めても水道メーターの「パイロット」と呼ばれる赤丸の部品が動いていれば、どこかで水漏れが発生しています。
パイロットが動き、便器やタンク、他の場所で水漏れがなければ、排水管で水漏れしている可能性が高いでしょう。
タンクの水量不足
タンクから便器に流れる水の量が少なく、水位が低いような場合はタンクの水量不足が考えられます。
タンクに十分な水が溜まっていないと、便器に流す水量が減少して水位が低くなります。これは、止水栓が完全に閉まっていない、または以下のようなタンクの部品が原因です。
- フロート弁が故障している
- 浮き球が引っかかっている
- ダイヤフラムが劣化している
タンク内には多くの部品があるため、異変がある場合は各所を確認しましょう。
【原因別】流れる水が少ないときの対処法
ここでは、流れる水が少ないときの対処法を原因別に紹介します。今すぐにトイレの水位を上げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
便器のつまりを解消する
トイレつまりが原因だと考えられる場合は、以下の対処法を試してつまりを解消しましょう。
- ラバーカップ(スッポン)を使う
- 市販のパイプクリーナーを使う
- お湯を流してみる
- ワイヤーブラシを活用する
ラバーカップは、ホームセンターや100円ショップで購入できる便利なアイテムです。便器に密着させてから勢いよく引き抜くと、圧がかかってトイレつまりが解消できます。
そのほか、パイプクリーナーやお湯などを使った方法もおすすめです。いずれも簡単に試せる方法なので、自分でトイレつまりを解消したい場合は、ぜひ試してみてください。
トイレつまりの原因や対処法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
排水管のつまりを解消する
排水管に原因があると考えられる場合は、ワイヤーブラシなどを使って排水管の奥を掃除します。また、つまりが酷いときは高圧洗浄機などを使うのもおすすめです。
ただし、排水管のつまり解消は自分で行うのは難しく、下手をすると状態を悪化させます。
配管を傷つけると水漏れなどが発生し、大規模な修理が必要になるケースもあるので注意が必要です。自分での対応が難しいと感じる場合は、迷わず水道修理業者に相談してください。
プロの業者に相談すれば、スコープなどを使って原因調査から行ってくれます。
トイレのレバーを引いて水を流す
マンションのトイレで水位が低いなど、誘導サイホン現象が原因だと考えられる場合には、トイレのレバーを引いて水を流してみるのがおすすめです。一度水を流すだけで、解決できる可能性があります。
それでも解決しない場合は、他に原因があると考えられます。
便器の水漏れを止める
便器にひび割れや欠けなどの破損がある場合は、便器本体の交換が必要です。タンクや排水管の接続部から水漏れしている場合は、止水栓やパッキンを交換します。
便器やタンク付近から水漏れしているときは、部品交換やパッキン交換で直るケースがほとんどです。ただし、便器本体に破損が見られるときには、早めの交換を検討しましょう。便器本体の交換は難易度が高いため、業者に相談してください。
壊れたままで使用していると水漏れが悪化するだけでなく、ケガや事故の原因にもなります。
タンクの水量を調整する
流れる水の量が少なく、便器内の水位が低い場合はタンクの水量を調整しましょう。水位を調整したいときは、以下の手順で作業を進めてください。
- 止水栓を時計回りで閉める
- タンクのフタを開ける
- ボールタップまたはフロート弁の位置を確認する
- 調整ネジやアームを調整する
- 止水栓を開けて水を流しながら水量を確認する
タンクの水量調節は、自分でも簡単に行えます。作業を行う際は、水漏れなどのトラブルを防ぐためにも、必ず止水栓を閉めてください。また、調整方法が分からないときは無理をせず、業者に相談するのがおすすめです。
タンクの部品が壊れているときは、交換しましょう。部品はホームセンター、ネットショッピングなどで購入できます。
タンクレストイレの流れる水が少ないときの原因・対処法
タンクレストイレは構造上、タンク式トイレとは異なる原因で流れる水が少ないときがあります。
タンクレストイレならではの原因は、主に以下の3つです。
原因とあわせて、対処法も紹介します。
フィルターが汚れで詰まっている
タンクレストイレの止水栓または内部には、「ストレーナー」と呼ばれるフィルターが設置されています。
フィルターに汚れが溜まって詰まると、水の出が悪くなり、水の量が減ります。
以下の流れでフィルターを掃除し、汚れやゴミを取り除きましょう。
- ウォシュレットの電源を切り、止水栓を時計回りで閉める
- フィルターの下に紙コップなどの容器を置く
- 時計回りでフィルターを回し、内部の水を出す
- 時計回りでフィルターをさらに回して外す
- フィルターを水洗いで掃除し、汚れを取り除く
- 反時計回りでフィルターを取り付ける
- ウォシュレットの電源を入れた後、止水栓を反時計回りで開ける
止水栓を開けたら、水漏れしていないか確かめてください。
電気系統・機器が故障している
タンクレストイレは電化製品で、センサーや電子基盤などの部品が使われています。
経年劣化や長年の通電などにより、電気系統や機器が故障し、タンクレストイレの水の量が少なくなるケースもあります。
タンクレストイレの電気系統・機器の故障を直す際、感電の恐れがあるため、業者に相談してください。自分で直そうとすると、事故を招く恐れがあり、危険です。
高い場所にトイレが設置されている
タンクレストイレには貯水タンクがないため、水道管から水を直接引き込んでいます。水圧や水量を利用し、水を流す仕組みです。
高い場所のタンクレストイレは水道の水圧が弱く、水を流すための圧力が不足し、水の量が減る場合があります。
次のような高い場所は水圧が弱くなりやすく、注意が必要です。
- マンションやビルの高層階
- 一戸建ての2階以上
- 高台
水圧を上げる方法は、以下の2つがあります。
- ブースターで水圧を補う
- タンク式トイレに交換する
どちらの方法も個人では対応が難しいため、業者に相談しましょう。
トイレの水位が低いのに正常に流れるのは問題ない?
次に、トイレの水位が低いにもかかわらず、正常に流れるときの対処法を紹介します。
「水の流れる量も少ないし、水位も低くなった」という方は参考にしてみてください。
一時的であれば問題なし
トイレの水位が低いにもかかわらず、通常通りに流れているような場合は誘導サイホン現象の可能性が高いと考えられます。このような場合は、レバーを引いて水を流し、水位が戻るかどうか確認してください。
水位が戻れば、便器や排水管でつまりを起こしていたり、便器が故障していたりするケースはほとんどありません。一時的に水位が低いだけの場合は、しばらく様子を見てください。
頻繁に水位が低くなったり、水の流れが悪くなったりしなければ、特に問題なく使用できるはずです。
ずっと水位が低い場合は要注意
正常に水が流れる場合でも、ずっと水位が低い場合は注意が必要です。
見えない場所で軽微な水漏れが発生していたり、軽いトイレつまりが発生していたりする可能性があります。このような場合は、長く放置し続けることで状態が悪化するので、早めに対処しなければなりません。
「大したことない」「水が流れるから問題ない」などと軽く考えず、少しでも異常がある場合は対処することが大切です。水位が低い以外の異常がないか、水漏れが発生していないかなどを確認しましょう。
それでも原因が分からないときは、水道修理業者に相談して原因を突き止めてもらうのがおすすめです。
水位が低い状態を放置するリスク
水位が低い状態を放置するリスクとしては、以下のようなものがあります。
それぞれ詳しく解説します。
洗浄力が弱くなる
水位が低いと便器に十分な水が溜まらず、洗浄力が弱くなります。その結果、便器内に汚れや臭いが残りやすくなり、不衛生な状態になるので注意が必要です。
洗浄力が弱いままで放置すると状態が悪化し、徐々に流れが悪くなるケースもあります。
悪臭が発生する
水位が低いと便器内の封水が十分に保たれず、排水管からの悪臭が上がりやすくなります。特に、古い建物や排水管の設計が悪い建物で起こりやすい現象です。
悪臭は不快なだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。また、不衛生な状態が続いて菌やカビが繁殖すると、アレルギーなどの症状が出る可能性もあるため、十分に注意しましょう。
すでに悪臭が発生している場合は早急に原因を突き止めて対処し、掃除をするのがおすすめです。
トイレがつまりやすくなる
水位が低いと、便器内に汚れや紙などが溜まりやすくなり、トイレつまりが発生します。トイレットペーパーや汚れなどの異物が詰まってしまうと、解消するのが非常に大変です。
つまりは水漏れや悪臭の原因にもなるので、そうなる前に対処しましょう。
流れる水が少ないときは「みんなの生活水道修理センター」へ
トイレの水の量が少ないときは、最初に止水栓やタンクなどの状態を確認しましょう。
つまりや水漏れが起きていれば、原因に合った対処をした後、水位が戻るか確認してください。トイレの水位が低い原因はいくつか考えられますが、多くの場合は自分で解決できます。
通常通りに水が流れているような状態でも、水位が低いまま戻らない場合は、早めの対処がおすすめです。
原因が特定できなかったり、対処をしても効果がなかったりする場合は水道修理業者に相談するのがおすすめです。相談先に迷った際は、ぜひ「みんなの生活水道修理センター」へお任せください。
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