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汚水枡の種類と役割を知って適切にメンテナンス!正しい掃除方法も解説

本記事では、汚水枡の種類と役割を紹介します。
汚水枡には複数の種類や素材がありますが、いずれも定期的な掃除やメンテナンスが必要です。しかし、どのように対応して良いのか分からない方も多くいます。
そこで今回は、汚水枡の種類と正しいメンテナンス方法をまとめました。この記事を読めば、汚水枡をきれいな状態に保つ方法が分かり、悪臭やつまりなどのトラブルも効率よく回避できます。
ぜひ、参考にしてください。
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汚水桝の素材は2種類
汚水枡には、主に以下2種類の素材が使われています。それぞれの特徴を知ることで、自宅の汚水枡の状態を把握しやすくなります。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
コンクリート | ・非常に丈夫 ・外部からの衝撃に強い ・土圧に強く変形しにくい ・大量の汚水に対応できる ※大型のものが多い |
・重量がある ・設置に重機を要する場合がある ・汚れが付着しやすい ・ひび割れや破損が生じやすい |
塩ビ(塩化ビニル) | ・軽量で運搬・設置が容易 ・ツルツルで汚れが付きにくい ・耐薬品性に優れている ・施工が比較的簡単 |
・外部からの衝撃に弱い ・変色や劣化がしやすい ・熱に弱い |
コンクリート製の汚水枡は、古くから多くの住宅で使われてきたもので、頑丈で耐久性に優れているのが特徴です。近年、新築の住宅を中心に広く普及している塩ビ製の汚水枡は、計量で加工しやすいとされています。
また、汚水枡は蓋にも種類があり、コンクリート製は重く、開ける際には注意が必要です。円形や四角形のものがあり、滑り止め加工が施されているものもあります。
塩ビ製の蓋は軽量で開けやすく、取り外しが簡単です。四角形のものが多く、滑り止めのエンボス加工がされているものもあります。自宅の汚水桝がどのタイプなのか、確認しながら作業をしましょう。
【種類別】汚水枡の役割
汚水枡と一口に言っても、実はいくつかの種類があり、それぞれが異なる役割を担っています。以下で、種類別の役割を詳しく見ていきましょう。
インバート枡:固形物を沈殿させる
インバート枡は、排水に含まれる固形物を沈殿させるのが主な役割です。枡の底部には、半円状の溝(インバート)が設けられています。
この構造により、水の流れをスムーズにしつつ、油や食べ物のカス、髪の毛などの固形物を沈殿させて、下流の配管に流れないように食い止める役割があります。
主にキッチンや浴室、洗濯機からの排水が合流する場所に設置されている排水枡です。配管のつまりを未然に防ぎ、排水の流れをスムーズに保ちます。
トラップ枡:臭いを防ぐ
トラップ枡は、排水管からの悪臭が屋内に逆流するのを防ぐための枡です。枡の内部にS字やP字のような形状のトラップが設けられており、常に一定量の水を溜めておくことで、下水管からの空気が屋内に上がってくるのを防ぎます。
特に台所からの油汚れや生ゴミなどが流れ込む場所に設置され、悪臭だけでなく害虫の侵入も防ぐ重要な役割を果たしているのが特徴です。
会所枡:雑排水を1つの場所に集める
会所枡(かいしょます)は、複数の排水管からの雑排水や生活排水を一時的に集め、1つの大きな排水管に合流させるための枡です。キッチン・浴室・洗面所・洗濯機などの各所から出た排水は、個別の排水管を通って会所枡に集められます。
会所枡は排水の流れを円滑にするだけでなく、配管の点検や清掃を行う際のアクセスポイントとしても利用されます。
最終枡:雑排水を公共の下水道へつなげる
最終枡は、家庭内の全ての汚水が集まり、そこから公共の下水道へと排水を流し込むための最後の枡です。敷地内の最も下流側に設置されており、会所枡で集められた雑排水が最終的に流れ込み、敷地外の公共下水道へと排出されます。
最終枡は、家庭と公共下水道の境界点となるため、下水道管理者が点検を行うことも少なくありません。ただし、普段のメンテナンスは自分で行う必要があります。
汚水枡以外の枡について
家庭の排水システムには汚水枡以外にも、以下のような種類の枡が存在します。
- 雨水枡
- 公共枡
それぞれが異なる役割を持ち、敷地内の排水を適切に管理するために重要な役割を担っています。
例えば、雨水枡は屋根や庭、駐車場などに降った雨水を一時的に集める役割があります。集めた雨水は、公共の雨水管や側溝、または浸透設備へと流されます。
汚水枡とは異なり、生活排水とは別の経路で処理されます。
公共枡は、自宅の敷地と公共の下水道や雨水管の境界に設置されている枡です。自治体や下水道管理者が管理しており、自分でメンテナンスや掃除を行う必要性はありません。
汚水枡のメンテナンス方法
汚水枡は、日常生活で出る油汚れや食べ物のカス、髪の毛などが流れ込むため、定期的な掃除が欠かせません。掃除をする際は、以下の手順を参考にしましょう。
ここでは、自身でできる汚水枡の正しい掃除方法をステップごとに解説します。
①蓋を開けて固形物をすくい取る
まず、汚水枡の蓋を開けます。蓋は重い場合があるので、開ける際は十分に注意し、指などを挟まないようにしましょう。
開けたら、中に浮いている油の塊や食べ物のカス、髪の毛などの固形物を柄の長いすくい網やひしゃくを使ってすくい取ります。悪臭や排水管のつまりに直結するため、できるだけきれいに取り除きましょう。
すくい取ったゴミはバケツやゴミ袋に入れて、後で適切に処理します。
②底に沈んでいるゴミを取る
水面に浮いている固形物を取り除いた後、次に底に沈んでいるヘドロや土砂、細かなゴミなどを取り除きます。スコップやひしゃくを使い、底をかき混ぜるようにして、沈殿物をすくい取りましょう。
特にインバート枡の底部には、固まったヘドロが溜まっていることがあります。放置すると排水の流れを妨げ、つまりの原因となるため、丁寧に除去するのがおすすめです。
③エルボを外す
トラップ枡には、排水管の先にあるエルボ(L字型に曲がった管)が付いている場合があります。このエルボに油の塊や髪の毛がつまっていることが多いため、取り外して内部を掃除します。
エルボは手で回せば外れるものが多いですが、固着している場合は無理せず、必要であれば業者に依頼することも検討しましょう。外したエルボの内部は、ワイヤーブラシなどでこすり洗いします。
④側面や周辺をタワシなどで掃除する
汚水枡の側面や底、エルボを取り外した部分の周辺にも油やヌメリ、ヘドロが付着しています。この汚れをワイヤーブラシやタワシを使い、ゴシゴシとこすり洗いしましょう。
特に油汚れは落ちにくいので、必要であれば中性洗剤を少量使うのが効果的です。高圧洗浄機があれば、より効率的に汚れを洗い流せます。
ただし、高圧洗浄機は扱いが難しく、破損などのリスクもあるので注意が必要です。
⑤たっぷりの水を流す
汚れをこすり洗いした後、ホースを使ってたっぷりの水を流し込みます。これまでに除去しきれなかった細かな汚れや、こすり洗いによって浮き上がった汚れを洗い流し、排水管の奥へと押し流しましょう。
水を流しながら排水がスムーズに流れていくか確認し、流れが悪いようであれば、再度掃除をするのがおすすめです。どこの流れが悪いのか探りながら、丁寧に対処しましょう。
⑥エルボと蓋を元に戻す
全ての掃除が終わったら、取り外したエルボを元の位置に戻し、しっかりと固定します。最後に汚水枡の蓋をしっかりと閉めれば、メンテナンスは完了です。
蓋がずれていたり、隙間があったりすると悪臭が上がってきやすくなります。異物が入り込む原因にもなるので、確実に閉めるようにしましょう。
排水枡の掃除についてはこちら!
汚水枡の放置で起こる3つのリスク
汚水枡のメンテナンスを怠り、掃除をせずに放置しておくと、家庭の排水システムに問題が発生する可能性があります。ここでは、特に起こりやすい3つのリスクについて見ていきましょう。
排水溝から臭いが上がってくる
汚水枡の中に油汚れや食べ物のカス、髪の毛などの有機物が溜まり続けると腐敗し、強烈な悪臭を発生させます。特にトラップ枡の機能が低下すると、下水管からの悪臭が直接屋内の排水溝を通じて上がってくるようになります。
この悪臭は、生活空間に不快感を与えるだけでなく、時には近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。悪臭が酷い場合は、汚水枡のつまりやトラップ機能の異常が考えられます。
つまりによって汚水が逆流する
汚水枡に大量のヘドロなどが蓄積すると、排水がスムーズに流れなくなり、つまりが発生します。家庭の排水管から排出された汚水が行き場を失い、最も低い場所にある排水溝から逆流してくるケースも少なくありません。
逆流は、汚水枡が完全に機能不全に陥ったサインであり、早急な対処が必要です。汚水が逆流すると、床が汚れたり、衛生的な問題が生じたりするだけでなく、多大な労力と費用がかかることになります。
室内の水が流れにくくなる
汚水枡やそれに続く排水管に汚れが蓄積し、部分的なつまりが生じると、室内の水の流れが悪くなります。キッチンシンクの水の流れが遅くなったり、お風呂の排水が滞ったりするケースも少なくありません。
最初は些細な変化に感じられるかもしれませんが、放置しておくと徐々に水の流れは悪化し、最終的には完全につまってしまうので注意が必要です。
汚水枡の掃除・メンテナンス費用の目安
汚水枡の掃除やメンテナンスは自身で行うことも可能ですが、頑固なつまりや長年の蓄積による汚れの除去、手の届かない場所のトラブル解決などは、専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼すれば、高圧洗浄や専用工具による汚れの除去、カメラ調査などが行えます。原因不明のつまり、悪臭なども除去できるため、何か不安がある場合は相談を検討しましょう。依頼する場合の料金目安は、以下の通りです。
- 軽度つまり・部分的な清掃:8,000円~20,000円程度
- 高圧洗浄:20,000円~50,000円程度
- 敷地内全体の掃除:50,000円~100,000円程度
上記に加えて、割増料金が発生することがあります。依頼する際は、必ず事前に見積もりを取得し、諸経費などを含めた総額を確認してから検討しましょう。
また、実績や口コミなどを確認し、自分が納得できる業者に依頼することも大切です。
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汚水枡のメンテナンスや掃除は業者への依頼も検討を
汚水枡は、私たちの快適な生活を支える上で欠かせない重要な設備です。しかし、普段目にすることのない場所にあるため、メンテナンスが後回しになってしまうことも少なくありません。
汚水枡の掃除にお悩みの方は、ぜひ「みんなの生活水道修理センター」へご相談ください。最短30分と迅速に駆け付け、汚水枡をはじめとした各種設備のメンテナンスや高圧洗浄を行います。
悪臭やつまりなど気になる悩みをお聞きし、解決した上でアドバイスをすることも可能です。見積もり・キャンセル・出張費などは一切かからず、初めての方でも気軽に相談できます。
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FAQ 汚水枡の種類に関するよくある質問
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Q汚水枡の掃除は種類別にどのくらいの頻度で行うべきですか?
どの汚水枡も最低でも1年に1回、できれば数ヶ月に1回程度の掃除を行いましょう。特に台所で油を多く使うご家庭や、髪の毛が流れやすい洗面所や浴室の排水がある場所では、より頻繁なチェックと掃除が必要です。
汚れが溜まると、つまりを引き起こす可能性が高く、自力での対処は難しくなってしまいます。 -
Q汚水枡の蓋が非常に重くて開きません。どうすれば良いですか?
コンクリート製の蓋は特に重く、一人で開けるのは危険かもしれません。無理に開けようとすると、腰を痛めたり、指を挟んだりする可能性があります。
このような場合は無理せず複数人で作業するか、安全が確保できない場合は、専門の水道修理業者に相談するのがおすすめです。専用の工具を持っている業者であれば、安全に開けてもらうことができます。 -
Q汚水枡から悪臭がする場合、自分でできる応急処置はありますか?
汚水桝は複数種類ありますが、悪臭がするときはトラップ枡に問題がある可能性が高いです。まずは汚水枡の蓋を開けて、水面に浮いている油の塊やゴミをできるだけすくい取ります。その後、ホースで水をたっぷりと流し込み、枡の内部を洗い流しましょう。この作業をするだけでも、一時的に悪臭が軽減される場合があります。
しかし、根本的な解決には内部のヘドロ除去や配管の洗浄が必要なことが多いため、悪臭が続く場合は業者への相談を検討しましょう。
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