【出店者必見】くらしのマーケット手数料は高い？手数料免除の条件も解説！

この記事では出店を検討している方向けに、くらしのマーケットでの手数料の仕組みについて詳しく紹介します。

また出店手数料はかかるのか、手数料免除の条件も紹介します。

くらしのマーケットは、ユーザーとサービス提供業者をマッチングする集客にも便利なサイトです。

反面、くらしのマーケットの手数料が高いという情報もあります。

実際のところ、くらしのマーケット手数料が高いのかについても解説しますので、出店を迷っている方はぜひ参考にしてください。

くらしのマーケット手数料の仕組み

まずはくらしのマーケットの手数料の仕組みについて説明します。

くらしのマーケットの出店手数料は無料

くらしのマーケットに出店する際には、手数料は無料です。

くらしのマーケットでは、サイト上から「新規出店を申し込む」というボタンから出店手続きが簡単にできます。

個人事業主でも出店にかかる費用が無料であることは、くらしのマーケットでの出店をする大きなメリットです。

通常、集客するために広告を出したり、サイトを作ったと宣伝費をかけることも必要になります。

しかしくらしのマーケットでは無料で簡単に出店ができる上、集客も同時にできることが魅力となっています。

くらしのマーケット出店の料金体系

くらしのマーケットでは完全成功報酬型の仕組みです。

手数料が発生するのは、実際にサービスを提供することが決定したときです。

手数料を支払うのは、サービスを利用したユーザーではありません。

出店したサービス提供者側が一定の割合で手数料を支払います。

くらしのマーケットでのサービス提供者が支払う料金や手数料は以下です。

• 初期費用・月額費用：無料
• 予約手数料：サービス料金の20％

ただし1万円以下のサービス提供の際には、一律2,000円の手数料がかかります。

また「家事代行・家政婦」「買い物代行」「出張スタッドレスタイヤ交換」のカテゴリの予約手数料は一律0円となっています。

くらしのマーケット手数料はいつ・いくら支払う？

手数料は、月末締めで計算されます。

サービス提供完了日を基準にして、月末締め、翌月末支払いとなります。

例えば1/30に予約を行い、サービス提供完了日が2/4の場合、手数料の支払いは3/31ということになります。

手数料の支払い方法は銀行振込・コンビニ支払いの2種類があります。

くらしのマーケットサイトでは、特定カテゴリを除き「予約手数料はサービス料金の20％」と記載されています。

しかし実際の支払額は、サービス料金の20％の金額に消費税が上乗せされます。

※2022年2月現在

したがって、1万円以上のサービス提供を行った場合には、実質22%の手数料を支払うことになります。

くらしのマーケット手数料は本当に高い？

くらしのマーケットでは出店手数料はかかりませんが、サービス提供者が実質22％の手数料を支払います。

くらしのマーケットの出店経験のある人の間では「くらしのマーケットの手数料が高いのではないか？」という情報もあります。

実際のところ、くらしのマーケットの手数料が高いのかを検証していきます。

自分でサービスを宣伝する場合にかかる費用

くらしのマーケットを介さず、自分で個人事業主としてサービスを提供する場合には集客も行わなければなりません。

チラシを作成して配布したり、ホームページを開設して集客していくことも必要です。

以下は、集客のためチラシやホームページを作成した場合の費用相場です。

※5000部ほどのチラシ広告を作成した場合を想定

自分でチラシを作成する場合には、継続的な集客のために増刷してポスティングすることもあります。

DMの場合、デザイン作成から行うため依頼する業者によっては高額になります。

ホームページを作成して宣伝する場合には、ホームページ制作会社、広告代理店、フリーランスなど、どこに作成を依頼するかで相場が大きく変わります。

自分で集客を行うため、デザインなどを自由に決められる点は魅力です。

しかし、時間や労力もかなりかかることは想像に難くありません。

また、集客効果がどれくらいあるのかの見通しが立ちにくいというデメリットもあります。

継続的に集客する場合では、当然費用も継続的になります。

成功報酬型の手数料は宣伝費としては高くない

対して、くらしのマーケットでは最初から宣伝を行うためのツールがそろっています。

「業務内容」「料金」「口コミ」などのアピールしたい項目がサイトで紹介されます。

結論としては、くらしのマーケットの手数料は宣伝費と考えると決して高くはありません。

例えば1日あたり50,000円の売上がある場合、手数料は22％で11,000円となります。

実際収入となる金額は手数料を差し引いて、39,000円となります。

仮に20日間の依頼が入ったとすれば、収入としては78万円です。

支払った手数料は合計で22万円となります。

手数料の金額は、自分でDM作成を5000部行う場合とほぼ同じになります。

しかも、くらしのマーケットでは成功報酬型のため、依頼がなかった場合は手数料が発生しません。

効果のほどがわかりづらい自分での宣伝よりも、効果のあるくらしのマーケットでの手数料の方が高いとは言えないのです。

くらしのマーケット手数料免除になる条件

次にくらしのマーケットの手数料免除になる条件を紹介します。

くらしのマーケットでは、以下の3つの条件のいずれかに当てはまる場合には手数料は免除となり無料です。

2件受注まで予約手数料免除

くらしのマーケットの出店審査の完了後、2週間以内に以下の6ステップを完了することで、2回分の予約手数料が免除になります。

①「くらしのマーケット店舗管理システム」アプリにログインする

②カレンダー機能の利用を開始する

③店長写真を登録する

④サービス写真を3枚登録する

⑤応援口コミを投稿してもらう

⑥オンラインカード決済の利用申請をする

応援口コミとは、くらしのマーケット以外でのお客様の依頼で口コミを書いていただける機能です。

日程確定前にキャンセルで手数料が免除

くらしのマーケットのサービス提供までの流れは以下です。

①ユーザーからサービスの予約が入る

②出店者が日程を確定する

③当日サービスを提供する

④サービス料金を支払ってもらう

くらしのマーケットでは、ユーザーがメッセージで質問や相談をする機能もありますが、この時点での手数料は発生しません。

くらしのマーケットでは、②のサービス提供日程を確定した時点で予約手数料が発生します。

つまり出店している提供者側が日程を確定させる前であれば、例えユーザーがキャンセルしても手数料は免除となります。

直接依頼は手数料はタダだがデメリットも

3つ目の手数料免除の条件は直接依頼を受けることです。

くらしのマーケットのサイトを通さず、ユーザーから直接依頼をしてもらうことでシステム上では実績になりません。

しかし、手数料が免除されてもデメリットも大きいです。

• くらしのマーケットでの実績にならない
• くらしのマーケットでの口コミ投稿は一切なし

くらしのマーケットではサービス実績や口コミが、ユーザーが選ぶときに基準になります。

ユーザーが業者を選ぶ画面には、口コミ評価の高い順に並びます。

口コミが少ない、良くない業者は、せっかく出店していてもユーザーに見つけてもらえないということです。

手数料を免除するために直接依頼ばかりを受けてしまうと、くらしのマーケットを利用する意味がなくなってしまうのです。

くらしのマーケットは手数料＝宣伝費と考えよう

くらしのマーケットの手数料の仕組みについてご紹介しました。

くらしのマーケットは、出店手数料は一切かからず、成功報酬型の手数料であることが特徴です。

手数料が高いという出店者からの意見もありますが、宣伝を自分で継続的に行うよりも安い場合もあります。

くらしのマーケットというブランド力もあり、集客もしやすいのが大きな魅力でもあります。

手数料＝宣伝費と考えてみて出店を検討しましょう。